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青森2010 美術館へ

2010/01/25


今年も恒例の青森へ行ってきた。
出発したのは、奇しくもJALが会社更生法の適用を申請した日。
羽田空港にはレポーターやカメラマンが来ていたけれど、大きな混乱もなく無事に青森へ向けて飛び立った。


機内からはずっと窓の外を眺める。
見慣れた都心を上空から眺めるのは面白い。遠くには富士山も見える。
北上するにつれて風景が一変、突如として雪山が現れる。
これまでの道中には山などなく、ああ関東平野ってこういう風になっているんだということがすっと腑に落ちた瞬間。

初日はゆっくり過ごして、2日目は近所にある青森県立美術館へ歩いて向かう。

青木淳の設計によるこの美術館は建物を見るだけでも楽しいが、
今回訪れたのは企画展「ラブラブショー」を見るのが目的。
出展作家には曽我部恵一、岡崎京子、ロビン西など、普段あまり美術館でお目にかかることのないような人々が名を連ねている。
あまり下調べせずに、どんな作品かあるのかを楽しみにして訪れた。



美術館へ着くと、十和田市現代美術館でも同時開催中だということを知る。
しかもこの企画展の期間中は、無料のシャトルバスを運行しているというではないか。
じつは十和田市現代美術館へは以前から行ってみたいと思っていたが、雪の降る時期の帰省が続いてなかなか公共交通手段で訪れるにはハードルが高いと二の足を踏んでいたところだったので、これは願ったり叶ったり。
うれしいことにバスの発車時間も割とすぐというラッキーが続き、まずは十和田市現代美術館へと向かってこちらから鑑賞することに。

十和田市現代美術館までは約1時間半。
できた当初はさまざまなメディアにも取り上げられ、常設展の作家陣も気になる人たちが多いため期待が高まる。
まずは韓国のアーティスト、チェ・ジョンファによる馬がお出迎え。


美術館へのシンボルともなりうるインパクト大の作品をここに持ってきたのは正解だと思う。
中に入ると、まずはロン・ミュエクの巨大なおばさんがお出迎え。
かなり話題にはなっていて写真でも何度か目にしたことがあるが、実物のリアルな質感は相当面白い。ほかの作品もぜひ見てみたいと思わせるパワーがあった。
ほかには以前rootcultureのイベントでも展示をやっていた栗林隆さんの作品が印象に残った。
この美術館にある作品たちは、背景とか込められた思いなどを深く知るより、まずは見て体験して直感で楽しいと感じられるのが素晴らしい。
写真撮影できないのが残念だけれど、これは実物に触れるからこその良さがあるのではないかと思う。
企画展「ラブラブショー」のスペースでは、ロビン西の強烈な漫画が壁面に広がっている。
そして、その漫画に登場するロボットが、立体造形作家のKIMURAさんの手によって再現されている。
逆に、KIMURAさんの作品を元にロビン西が漫画を描いたという作品も。
なるほど、ラブラブショーというタイトルが納得いく相性バッチリのコラボレーションだ。
美術館に行くと必ず寄ってしまうのがミュージアムショップ。
展示にまつわる小物だけでなく、独自にセレクトされた小物は個性的なものが多いので見ているだけでも楽しい。
ここには茅ヶ崎の展示でお世話になったblack coffeeのあかしゆりこさんのガラス小物も販売されていた。すごいなあ。
美術館の向かいには春にオープン予定の「官庁街通り野外芸術文化ゾーン」があり、柵に囲まれた中に草間弥生の作品があった。
これは雪のない時期に十和田に再訪しないと。
まだまだ進化を続けそうな気配、これをきっかけに街に活気が戻ることを祈るばかり。

ふたたび青森県立美術館へ戻ってきた。
夕方になって少し暗くなり始めた建物の雰囲気もまた良い。


閉館時間が近づいていたためこちらは企画展のみの鑑賞とした。
桑原弘明さんのスコープがユニークかつ引き込まれる作品で大いに楽しめたものの、十和田に比べると展示数は多いのに全体的に少し控えめでちょっと物足りなさを感じた。
一つひとつの空間が大きいだけに、もっと広さを活かした展示だったらまた違った感想を持ったのだろうか。
2月14日まで開催中のラブラブショー。
無料シャトルバスはぜひ活用して欲しいので、これから訪問を予定されている方には声を大にして言いたい。
10時頃までに美術館へ行くべし。そして、シャトルバスで雪に包まれた車窓の景色を眺めつつ、両方を欲張って楽しんで欲しい。
2010.1.20 青森

Join the discussion 4 Comments

  • マリタビ2006 より:

    ちょうど、pen の草間やよい特集をみて、
    春になったら、十和田のとこ行きたいなぁって思ってたとこですよー。
    もう、できてるんですねー。

  • スミサト より:

    ■マリタビ2006さん
    おかえりなさい!
    penで特集やってるんですね、見ないと。
    外の展示は春になって完全にオープンしたら楽しそう。
    いまは離れた所からしか見ることが出来ないので。
    また暖かい時期に行きたいです。

  • tamaki より:

    私も、ラブラブショー見に帰省します!
    十和田の方はどうしようか迷ってたんですが、
    決まりました!行ってきます。

  • かな子 より:

    ■tamakiちゃん
    常設展を見てみたくて、という理由で十和田に足を運んだけど、これが正解!
    しかも無料バスに乗っていけるんだから、時間に余裕があるならぜひぜひ。
    ただし、ちょうどお昼時に到着→鑑賞→帰りのバスに乗る、という感じなので、ランチをとる時間が取りづらい(ほぼ取れない)のが少々難点かも。
    併設されているカフェで食べるぐらいしか手段もないのがちょっと切なかったです。