鎌倉の緑地を歩く 台峯~鎌倉中央公園

2015/10/01
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鎌倉のベストシーズン到来!
シルバーウィークやゴールデンウィークの連休中、江ノ電は1時間半待ち、飲食店も軒並み行列で、とてものんびり観光する状態ではない。
夏の海水浴シーズン中は暑くてあちこち出歩く気にならないし、今の季節が気持ちよく散策できるいちばんの時期だと思っている。

さて、キャンプに行ったことが功を奏したのか、電車一辺倒のチビオトが虫にも興味を持ち始めた。
熱が冷めないうちに、どこか近場でハイキングに出かけようと訪れた鎌倉三大緑地のひとつ、台峯(だいみね)。
ちなみに残るふたつは、昨年訪れた広町緑地と、常盤山である。

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北鎌倉駅から住宅街の中をてくてく歩き、緑が増えてきたら、まもなく台峯の入口だ。
アスファルトから土の道に変わると、あたりの風景は一変する。
急に広がった奥深い森。
前日まで雨だったため、葉っぱに小さな水滴がついていて、周囲にはひんやりとした空気が充満している。
歩くにはこれくらい涼しいほうが好都合だけれど、虫は気配を消しているのか、あまり見当たらず。
初めて使う虫取り網をときどき振り回して気合十分のチビオトは、ときどき立ち止まっていがぐりやきのこを観察していた。

1時間強歩いたところで見晴らし台と呼ばれるスポットに到着したので、ランチ休憩をとることに。
人里離れた場所、とこれまでの道のりを振り返って言いたいところだが、北鎌倉駅のホームがしっかり見えるのには驚いた。
横須賀線や湘南新宿ラインがゆっくりと入線し、徐々にスピードを上げて去っていく姿が結構はっきりわかるので、チビオトはすかさずカメラを取り出して撮影。
しかし、どんなにズームをきかせても、写真ではほとんどわからない……。

そして午後の部スタート。
しばらく歩くとぽっかり開けた場所に出て、コスモスやすすきといった秋らしい植物の上を、トンボや蝶が舞っているではないか。
いよいよ網の出番である。
トンボはすばしっこいので早々に諦め、蝶に狙いを定めて追いかけ回すも、ドタバタと動くのが相手に伝わりまくって空振りばかり。
一度、やっと捕獲成功!と思ったのに、すばやく地面に網を返すということを知らず、ぼんやり眺めているうちに逃げられてしまった。
持たせれば普通に使えると思っていた網の使い方だが、教えないとわからないという当たり前のことに気づき、反省した瞬間だった。

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気がつけばふたたび住宅街が広がるアスファルトの道までやってきた。
おや? 台峯から鎌倉中央公園に抜けられるのではなかったのか?
地図などなく、グーグルマップに頼ることもできない地域なだけに、ハイキングのレポートをしている個人ブログの情報しかわからない。
結局真相がわからないまま、公園の東出口にたどり着いたのでよかったものの、爽快なる達成感を味わうゴールとはいかなかったのが少々心残りではあった。

そんな大人の心の中など知る由もないチビオトは、急斜面の天然すべり台に上って余裕の「おーい!」

鎌倉中央公園には市民が手入れをしている田んぼがあり、黄金色の穂が風に揺れて、もうすぐ始まるであろう収穫を待っているようだった。
この辺は「山崎の谷戸」と呼ばれていて、丘陵地が雨水等で侵食されてできた地形が稲作に適しているため、昔は一帯が水田だったとのこと。
その一部を今も残し、農文化を継承しながら、虫や植物の多様な生態系を維持しようという取り組みをしているそうだ。

公園に着いてからは、オナモミを投げて洋服にくっつけたり、オオバコ相撲に興じたり(初体験のチビオト、とてもハマっていた)と、昔ながらの遊びのほか、持参したバドミントン一式で対決するなど、ハイキングの疲れなんてへっちゃらだと言わんばかりに遊びまくった。
帰りのバスの車内で、寝落ちしないように睡魔をこらえるのに必死だったのは言うまでもない。
最後に、虫は捕まえられなかったけれど、道中で拾って虫かごに入れておいた収穫物の記念撮影を。

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今回の撮影はすべてEOS M3で撮影した。
鎌倉市観光協会で無料で借りられるので、一度試してみたいと思っていた。

旅先にはCANONの一眼レフを念のためにふたつ持っていっているが、やはり重いのでEOS M3をサブカメラにしてみてもいいかも? と思ったからだ。
レンズはEOS M3ダブルズームキットのEF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STMとEF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STMを使用。
カメラの液晶で見ている分にはきれいに撮れているな、と感じていたが、PCで見直すとコントラストの低さが気になって、掲載写真はすべて補正している。
天候がいまいちだったし、カメラ本体の設定が変わっていたのかもしれないし、レンズ的にそのぐらいなのかもしれない。
アダプターを付けてLレンズで試すことができたら感じ方は違っていたかもしれないが、チビオトとの時間を楽しみつつの撮影だったので、じっくり触っている余裕がなかった。

普段はパンケーキレンズをつけて、サッと取り出す用に。
メイン機が故障した際にはLレンズをつけてRAWで撮影すれば、サブカメラとして役に立つかもしれないと思った。

タッチパネルで撮影可能の設定にしていたので、うっかり電源を入れっぱなしにしていると身体にあたってシャッターが切れることが何回かあった。便利な面もあるが注意も必要。
でもこんな動きのある1枚が撮れたのもなかなか面白い。

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