あーすフェスタで世界とつながる

2014/05/21
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行楽日和だったこの前の日曜日。
どこか遠くに出かけたい!という思いを叶えるため、電車に揺られて向かった先は本郷台。
えっ!? 近っ!
と思った方に、胸を張って答えたい。
近いけれど、世界の国々を回ってきたよ、と。

5月17、18日に渡って開催された「あーすフェスタかながわ」は、さまざまな国から縁あって来日した外国人と出会い、お互いの文化や暮らしを知り、多文化共生社会の実現を目指そう、という趣旨のイベント。
各国の名物グルメや、色とりどりの衣類・雑貨が売られ、ボードゲームなどの遊び道具と楽器の展示があり、ステージでは歌やダンスのショーが繰り広げられ、とにかく盛りだくさん。
あっちへ行ったりこっちへ来たりと場内を忙しく歩き回る。

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ネパールのすごろく、インドで何度か遊んだことのあるキャロム、壺に矢を投げ入れる韓国のトゥホなどが揃う世界の遊び場コーナーは、実際にトライできる上、ボランティアのスタッフが遊び方を教えてくれるので、チビオトともども楽しむことができた。
気になるものにあれこれチャレンジして、どんなものか知りたい、という気持ちを即座に満たせるのは、理想的な体験の機会だ。

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外の屋台からは絶えずいい匂いが漂ってくる。
胃袋に限りがなければすべての料理にチャレンジしたかったが、もちろんそれは無理なので、見た瞬間によだれをゴクッと飲み込んだインドネシアのルンダン(ココナッツミルク風味の肉の煮込み)、マルタバ(肉や卵などの具をクレープのような生地で包んで揚げ焼きにしたスナック)、ペルーの炭火焼きセットでランチ休憩。
無類のナン好きであるチビオトは、プレーンのナンをひとり黙々と頬張っていた。

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食後はインドネシアの影絵、ワヤン・クリを鑑賞。
親しみやすいようにと、「ラーマーヤナ」「マハーバーラタ」といった通常の演目ではなく、シンデレラのストーリーをアレンジして上演。
ダジャレや地域のコネタを挟んだ内容で、とても面白く、何度も声を出して笑ってしまった。
上演中にスクリーンの後ろに見に来ても構わないということで、客席と舞台裏を何度も行き来できたのもよかったのだろう。
30分以上ノンストップだったにもかかわらず、騒ぎ出す子どもは生後2カ月の赤ちゃん以外、誰もいなかった。
最後にブラジルのカポエイラを見て、本日の小さな世界の旅、終了。

神奈川県には16万人もの外国人が暮らしている。
意外と多いなあ、と思ったが、後々調べてみたら県人口の2%にも満たない数だった。
いつもはバラバラに暮らしている人たちが一堂に会して、ワイワイ楽しく盛り上がれる場があるというのも貴重だろうし、外国に興味を持つ者が気軽に異国の文化に触れられるというのも大いに意義がある。
おいしくて楽しい「あーすフェスタ」、これからも末永く続きますように。