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一家そろって大好きな絵本『たんけん絵本』シリーズの新作、『たんけん絵本 種子島 ロケット打ち上げ』が発売になった。
一作目は電車(東京駅)、二作目の前作は飛行機(羽田空港)。そしてついに、ロケットか!
著者の濱さんとの不思議な縁については、以前のブログ「たんけん絵本 羽田空港 | 濱美由紀」をご覧いただきたいのだが、知り合いということを抜きにして、とにかくオススメしたい傑作なのである。

タイトル通り、その施設をフィーチャーする内容でありながら、乗り物の絵も情報も、とにかく豊富。
子どもはワクワクしながら眺め、大人は読みながら「へぇ~っ」と感心する。
物語と図鑑のいいとこどり、というような。
過去の二作の舞台である東京駅と羽田空港は、何度も利用して馴染み深いにもかかわらず、知らないことが網羅されていて、何度も読み返した。

新たな絵本の制作のため、今年に入って種子島に行ったり、町工場を訪ねたりと動き回っていた濱さん。
とても楽しい取材だったようで、旅と乗り物が大好きな濱さんにとって、天職だよなあ、と思いながら、発売を心待ちにしていた。
そして今月始めに、ようやく購入。
宇宙(主に太陽系)にちょっとだけ興味を持ち始めたチビオトは、どんな反応を示すか!?

ロケットの予備知識がほとんどないためか、まずはパラパラめくって、絵を見て楽しんでいる様子。
前ニ作に比べると、7歳児のチビオトには少々難しいかもしれない。
でも、図鑑とは違い、親しみやすいタッチの絵で丁寧に描かれているので、理解しやすいと思う。
また、たんけん絵本シリーズは内容も良いのだけれど、ページのあちこちに「なんでこんなところに、コアラが!?」というような探し絵が隠されていて、それを見つけるのも面白い。
これなら小さな子でも楽しめるから、最初は探し絵で遊ぶのをメインに、大きくなったら図鑑代わりに、という読み方ができそうだ。

そして、今回はチビオトが喜ぶポイントがもうひとつ。
なんと、旅音一家が絵本に登場している!!
前に濱さんからイラストを描くかも、という話は伺っていたが、まさかまさか!
そのページを教えると、ニヤリとしていた。
(うれしいことに、二度登場します)

いつか種子島でロケットの打ち上げを見てみたいなあ。
新たな旅先の候補が、追加された。

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