昨年に引き続き、沖縄のやんばる地方にまた行ってきた。前年は家族3人での旅だっ">

やんばるで民泊

2016/02/14
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昨年に引き続き、沖縄のやんばる地方にまた行ってきた。
前年は家族3人での旅だったが、今年はカメラマンとしての訪問につき、ひとりで向かうことになった。

ベトナムから帰国して、わずか一週間でふたたび羽田へ。
ひとりで飛行機に乗るなんてずいぶん久しぶりだし、そもそも一人旅自体がいつ以来だろう?
相棒は家族か編集者か、という昨今の状況を考えると、なんか変な感じがするなあと思いつつ搭乗した。

那覇空港に到着後、レンタカーを借りて目指したのは沖縄本島北部の東側に位置する東村(ひがしそん)。
この日お世話になるのは、東村の北に位置する高江地区にお住まいの髙江洲(たかえす)さん宅だ。
昨年のやんばる訪問では、昼食のためにこの村にちらっと立ち寄ったものの、宿泊するのは初めて。途中にある高台や漁港などに立ち寄りながら、高江に向かう。
運転を始めてからすでに2時間。そして、鎌倉の自宅を出てから実に9時間が経っている。
日本国内とはいえども、なかなか遠い。

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東村は日本一のパイナップル収穫高を誇り、髙江洲さんもパイナップル農家である。
自宅周辺を案内していただいたあと、夜は泡盛を飲みながら談笑。パイナップルのこと、ヘリパッドのこと、東村ならではのさまざまな話を聞くことができた。
寝る直前までおしゃべりして、眠くなったらあてがってもらった広い和室ですぐに眠れるのがうれしい。

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翌朝は髙江洲おじいの畑に案内してもらった。一面に広がるパイナップルの姿は壮観!
いまは旬の時期ではないため、酸味が強い実しかとれないとのことだが、食べさせてもらったらそれでも十分おいしい。現時点でこの味わいということは、最盛期にはいったいどれほど美味なのだろう……。

この日は一日中雨が降り続き、予定していた福地川海浜公園でのSUP体験はできず。こちら、東海岸では珍しくしっかり整備されたスポットで海遊びにピッタリと聞いていただけに残念。
それ以外にも名もなきビーチが無数に広がる東海岸。
下の写真の場所は、地元の方が潮干狩りをしたりするらしいが、山道を下ってビーチに降りるというのが、海外の知る人ぞ知る穴場のようでとても気になった。
いつか天気のよいときに再訪したい。

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雨降りだからといって、はるばるやんばるまで来て何もしないのではもったいないので、急きょ與古田(よこだ)さん宅を訪ねることに。
こちらのステキなおじい、おばあも民泊で宿泊客を受け入れているとのことで、これまた素晴らしいお宅だった。
やんばるでは民泊が盛んで、受け入れ側は初対面の人と接するのに慣れているから、話に詰まるということがほとんどない。
修学旅行の高校生の利用も多いようで、いい思い出づくりに一役買いそうだと思った。

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2日目も民泊。
今度は宜野座村(ぎのざそん)にある海沿いのお宅にお邪魔した。
コンクリート打ちっぱなしの内装はモダンなプチホテルのようで、従来の民泊のイメージをくつがえす。
母屋とはドア一枚でつながっているが、ほぼ別棟と呼べるメゾネットタイプの部屋で、キッチンとお風呂はゲスト専用。天気が良ければ海からの日の出を拝めるというオーシャンビューがたまらない。
ホストの山井(やまのい)さん曰く、この場所を見つけるのはとても大変だったそうだが、おかげでこんなに贅沢な思いができて感謝感激である。

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山井さんはピースボートに3回乗船したことのある旅好きなだけに、話は尽きることがなく、つい夜遅くまで話し込んでしまった。
7匹の室内犬がまたかわいくて、もっと長居したいと心から思った。

最終日は宜野座村の隠れた名所、松田鍾乳洞へ。
こちらはつなぎ着用、ヘルメット・ヘッドライト・長靴・手袋を装着して、本格的な探検体験ができる。
洞内には非常灯があるものの、ほぼヘッドライトの明かりだけを頼りに進む。足場は悪いし、ヘッドライトを消したら完全な暗闇になるポイントがあるなど、結構スリリングだ。
海外のアクティビティに参加するとき、「ここって日本では安全面でアウトだよな」と思うことがあるが、この鍾乳洞はそのラインギリギリといった感じがする。
ワイルドな沖縄を楽しみたい方は、ぜひ。
ちなみに巨大な何かの虫、小さなコウモリなどにも遭遇した。

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沖縄本島の西海岸側は、美ら海水族館や恩納村を始めメジャーな観光地が多いが、東海岸は大型施設がないだけに、リアルな沖縄の生活を垣間見ることができる地域だと思う。
さらに民泊を利用して、一般の家庭にお邪魔させていただいた分、ローカルな沖縄に半歩足を突っ込んだ気分になれた。
内地にはない食材を使った手料理を囲み、泡盛を飲みつつ語らう時間はやっぱり特別で、ますます沖縄が好きになり、「また来よう!」と思うきっかけにもなった。

次の沖縄の旅も絶対に民泊! と今から心に決めている。

by スミサト