インドホリック インド一周一四二日間

インドホリック インド一周一四二日間

ガンジス川のほとりで物思いにふけり、ル・コルビュジエの手による美しい建築物を巡り、チベット文化圏で荒々しい絶景と穏やかな人びとに触れる。地域によって言葉も習慣も風景も見事に異なり、生と死、喧騒と静寂といった正反対のものが同居して共存するカオスなインドで、時にもみくちゃにされ、時に手を差し伸べられながらどっぷり浸かって過ごした142日間の軌跡。

SPACE SHOWER BOOKS A5判192ページ(フルカラー) 1890円

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Kutch

Sikkim

Souvenir

Varanasi

Contents

第1章
青の街と不可思議な階段

風と宇宙を感じる ジャイプル
映画の舞台で度肝を抜かれる アーバーネリー
小さな青い街の、本当の魅力 ブーンディー
ツーリスト天国の聖地 プシュカル
青い街でのサプライズ ジョードプル
ラクダに揺られてショートトリップ クーリー

コラム 多種多様の音に包まれて

第2章
民族とビーチ、両極端の楽しみ

民族と湿原を求めて西へ ブジ、小カッチ
岩の中の壮大なる世界へ アジャンター、エローラ
大都会の両極端な姿を垣間見る ムンバイ
念願のビーチライフを、ゴアで ゴア
奇岩に囲まれた村でツーリング ハンピ

コラム タフさがカギの交通事情

第3章
高原での避暑の後、最南端まで

予想外だらけの避暑地にて ウーティ
洗練されたステキなインドへ コチ
スパイスジャグル分け入って ペリヤール
歩く速度で水郷地帯をクルーズ アレッピー
笑い声が響く、最南端の聖なる海 カニャークマリ

コラム ケララ州は魅惑の宝庫

第4章
エコヴィレッジでの暮らし、昔ながらの暮らし

エコヴィレッジの黄金の瞑想施設 オーロヴィル
石とたわむれ、時に泣かされて マハーバリプラム
強烈に漂う、生きるにおい コルカタ

コラム 髪の乱れに物申す

第5章
おいしい紅茶とインド最高峰を求めて

紅茶と蒸気機関車を楽しみに ダージリン
インド最高峰を追いかけて ペリン
一休みの村での大きな副産物 ラヴァングラ
幸運に興奮したゴンパ巡り ガントク

コラム 修理屋は身近で頼れる存在

第6章
さまざまな宗教のかたち

仏の心に近づく極上の休息場所 ブッダガヤー
ガンジス川でなに思う ヴァラナシ
朝の静けさをまとった美しい墓 アーグラ
ヨガの本場で廃墟をさすらう リシュケシュ

コラム 45度の暑さを生き抜く術

第7章
インドの中のチベットを旅する

雪山と宇宙をミニバスで抜けて マナリ、レー
じわじわとチベットを感じる レーとその周辺
仮面祭は押すな押すなの大盛況 ヘミス
みずみずしい風景と天上の青い湖 ヌブラ、パンゴン

コラム 娯楽こそ最大の本気度で挑む

第8章
石と木と水に囲まれた谷をゆく

温泉に浸かる、ゾーブで転がる マナリ、ヴァシシュト
荒涼な谷に寄り添うゴンパ二景 カザ、キー、キッバル、ダンカル、タボ
石と木の不思議村に迷い込む カムル、サラハン

コラム ヘッドギアコレクション

第9章
国境で熱い暑いインドを感じる

印パ国境の熱すぎる闘い アムリッツァル
最後のインドはめまぐるしく デリー

ル・コルビュジエ × インド

インドを旅する上で
旅の荷物・現地のグッズ
買わずにいられなかったモノたち
インドの味覚を味わい尽くす
ハプニングの数だけタフになる

日程表