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今春から、徐々にではあるが、仕事で海外に出かける友人知人が増えてきた。
そして世界的にも、そろそろ渡航しても……という兆しが見えつつあると思う。

コロナ禍でどこにも行けず、期限が切れたままになっていたパスポート。
まだ具体的な旅の計画はないが、いつでも、どこにでも行けるよう、家族3人揃って更新することに。

久々の申請で手続きについてはまったく覚えていなかった。
だから、入念に調べてからと思っていたところ、こんな一文が目に入った。
「申請日当日に12歳未満の方は、手数料が減額されます」

奇しくも、直近で申請に行けそうなのが息子12歳の誕生日前日。
これは!!!

神奈川県のパスポートセンターは、平日しか申請を受け付けていない。
ただ、申請に限っては代理人でも可能なので、学校がある息子、仕事で行けない妻に代わってひとりで横浜に向かう。

あらかじめ書類はすべて記入済みだったが、一箇所、妻がうっかり間違えていたところが。
これは受け取りの際に訂正すればいいということで、無事に受理された。3人分のパスポート申請ミッション、終了。
受け取りは本人が出向く必要があるため、全員の都合がいい日曜日に取りに来て、終わったあとには中華街でおいしいものを食べて帰ろうか、なんて考えながら帰路についた。

さて翌日。
パスポートセンターから着信あり。昨日、受付を担当した女性からだった。

「大変申し訳ないのですが……」

……ん?

彼女の説明によると、5年用パスポートの申請費用は11,000円で、12歳未満だと6,000円で済むとのことだった。
だが、ここで問題になったのは12歳の数え方だ。
こちらはてっきり11歳ならOKだと思っていたが、法律では誕生日の前日に1歳加算されるそうだ。
つまり、12歳の誕生日を迎える2日前までに申請をしなければ、11歳とはカウントされないらしい。
「パスポートセンターのサイトにも、その旨、載っていて」という。

いや、待ってくれ。
昨日、あなたは受付時に「前日なので6,000円です」と言って受け付けたではないか。
その点について指摘をすると、職員の方は平謝りで、とにかく「申し訳ないですけど」の一点張りだった。
これって、4月1日生まれの子が1学年上になる、みたいなこと?
押し問答が続き、心の中では「ないわー。プロが間違えるのに、一般人がしっかり理解できるとは思えないわー」と毒づいたが、この方に噛みついたところで法律が変わるわけではない。なんてこった……。

という訳で、1日違いで5,000円を無駄にした、というそんな話。
息子の誕生日当日の朝に起こった、忘れられない出来事だ。
ま、もう笑い話にするしかないな。

さて、次なる問題は、18歳から10年パスポートが申請できるのだが、息子が今回入手したパスポートが17歳で切れてしまうこと。
1年切れたままにして、10年用(16,000円)に切り替えるのか、はたまた、有効期限を迎えそうなタイミングで5年用(11,000円)を再度申請するのか。

旅音ファミリーの苦悩は続く。

BE-PAL webの記事にした葛飾北斎の「富嶽三十六景」のひとつ「相州江の島」がパスポートに

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