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昔からの知り合いである旅サイト仲間が久々に集まるというので、東京へ。
せっかく東京へ行くのならばどこかへ寄るか、と向かったのは東京都写真美術館。


先月、綱島のカフェPOINTWEATHERを訪れたときに手にした写真集がきっかけだった。
写真集のタイトルは『Africa』。
行きたい旅先の上位に食い込みながらも、まだちゃんと行くことが叶っていないアフリカ。
興味を惹かれてペラペラとめくっていたら、店主から「もうすぐ展示がありますよ」と教えてもらった。
写真家の名前はセバスチャン・サルガド。フォト・ドキュメンタリーの先駆者ということだが、恥ずかしながら知らなかった。
それ以来ずっと心にひっかかっていて、ようやくタイミングが巡ってきたのか、今回展示を見る機会ができた。
写真はアフリカの抱える問題などを含む内容のため、時に重いテーマだったりもする。
そういった少し暗い写真であっても、美しいと感じるものが多いのには驚いた。
動物や風景の写真も展示されていて、水を飲みに来たヒョウを正面から撮ったものなどは素直に驚いたし、
ポスター等の告知に使われていた写真も非常に惹き付けられるものがあったけれど、いちばん好きだと思ったのは、ヒンバ族の女性が伸びをしているもの。
ナミブ砂漠とヒンバ族に会うためにナミビアはいつか行きたい、と改めて感じた。

セバスチャン・サルガド 「アフリカ」

会 場:東京都写真美術館 2階展示室 http://www.syabi.com/index.shtml
会 期:2009年10月24日(土)→12月13日(日)
休館日:毎週月曜日(休館日が祝日・振替休日の場合はその翌日)
会 場:2階展示室
料 金:一般 800(640)円/学生 700(560)円/中高生・65歳以上 600(480)円
※( )は20名以上の団体および東京都写真美術館友の会会員、上記カード会員割引料金
※小学生以下および障害者手帳をお持ちの方とその介護者は無料
※第3水曜日は65歳以上無料

3階で同時に開催されていたコレクション展「旅」第3部「異邦へ 日本の写真家たちが見つめた異国世界」も見たかったのだけれど、閉館時間ぎりぎりとなってしまい、こちらは断念。
そこであわてて地下1階でやっていた入場無料の「写真新世紀東京展2009」へ。
時間がないのでじっくり見ることはできなかったが、ひとつ、旅心をわしづかみにするものがあった。
杉山正直さんという方の「オレハ・オララ」という作品。
魚眼レンズで中南米を自分撮りしたものが壁にたくさん展示されていて、写真1枚1枚に物語があるのがよくわかる。
安宿でみんなで撮影、カーニバルや大自然と行った人気の観光地での撮影。誰かと映っている写真はきっとその人たちとすごく仲良くなれたんだろうなと予想させるし、見ているこちらもあたたかい気持ちになれてとても好感が持てた。
20日(金)にグランプリ選出公開審査会なんていうのもあるらしい。
この作品はどうなるのか、気になるところ。
この展示は11月29日(日)まで。恵比寿へ行く際には必見!
寄り道を終えて、旅サイト仲間の集まるお店へ。
福岡から上京中のスナフキン生活のきあさんからの希望で中東料理ということになり、日暮里のZAKUROへ。
今から10年以上前、すぐれた旅のサイトを探せば、辿り着くのは誰もが同じサイトだった。
それが昨日も来ていた須田誠さん(『NO TRAVEL,NO LIFE』)のTravel Freakであったり、hiro cafeだったりという感じだった。
まだネットで旅の情報を探すということを誰もがやっているわけではなかったから、オフ会で実際に集まった際にはそれはそれは盛り上がり、何か理由をつけてはイベントをやったものだった。(ふと思ったけど、今も「オフ会」って言葉はあるのだろうか?)
昨日の火曜日、ZAKUROではちょうど友人のベリーダンサーNOURIAHが踊っているときだったので、とてもいいタイミングだった。と思っていたが、友人のベリーダンスを間近で見るというのは、少々目のやり場に困ってなんだかこちらが恥ずかしくなるということを知った。


それにしても、ZAKURO店主アリさんのキャラクターが、考えられないぐらいに強烈だった。
食べ物を口に半ば強引に入れられたり、急に踊らされたりする。
でも、いやな感じがしないのは、彼のキャラクターのおかげなんだろうな。
複数人で行くと必ずや楽しめると思うので、異国情緒を味わいたかったらぜひ!
なお、この日はたけしのニッポンのミカタという番組が収録に来ていたので、12月4日の放送で映るかもしれない。
■ 旅音からのお知らせ ■
展示の最中ではありますが、22日(日)はLAMA coffee近くのブランディンで河合耕平くんのライブに行ってしまうので、17時半頃までの在廊となります。
なんと青山陽一さんといっしょのライブです。まだチケットもあるようなので、興味のあるかたはいっしょに楽しみましょう!

青山陽一 Lonesome Invader Tour 2009

11/22(sun) 茅ヶ崎BRANDIN
出演:青山陽一、河合耕平(オーナー宮治淳一氏とのトーク有り)
開場17:30/開演18:00
前売/当日共2,500円(1drink付き)

メール予約:
10/1(thu)からYOICHI AOYAMA WEBとブランディンにて受け付けます。
お名前と枚数(1人2枚まで)を明記の上、以下メールアドレスにてお知らせください。
整理番号を発行いたします。
当日はこの整理番号順に青山HP予約、ブランディン予約それぞれ2列でご入場いただきます。
YOICHI AOYAMA WEB:infoアットマークyoichiaoyama.com
ブランディン:brandinアットマークbeige.ocn.ne.jp

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2009.11.17 東京

Join the discussion 5 Comments

  • sachi より:

    セバスチャン・サルガド!!!!
    見たかった~
    あ~~~見たかった。。

  • スミサト より:

    ■sachiさん
    おぉー、ご存じで。
    日本で見たいものあると悔しいでしょ。
    もうちょっと後か前にやってよ、みたいな。
    でもそちらも充分うらやましいよ!
    ラオスのレポート、楽しみにしてます。

  • テラモト より:

    自分も本日サルガド行って来ました!
    いや、終始鳥肌立ち続けです。
    伸びヒンバさんとか凄すぎて。
    オレハ・オララも最高でしたね。正直自分顔かぶってる気も。
    zakuroさんでは自分もギラギラした色のチョッキ着ながらランチしたことあります。
    ウザオイシイ、あるいはウザタノシイというジャンル確立本当に凄い事です。

  • sachi より:

    2年後にやって欲しい。。。
    心底、そう思いますぅぅぅ・・・
    ただいまバンビエンです!

  • スミサト より:

    ■テラモトさん
    伸びヒンバさん、あれはイイですよねー。
    なんなんでしょうね、あの美しさ。
    オレハ・オララ、確かに被っているかも。(笑)
    ザクロのジャンル名、秀逸です。
    ■sachiさん
    バンビエン、どんなとこだろうと思って地図を見てみるとユルそうな航空写真が。(笑)
    レポート楽しみにしてます。

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