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9~11月までチビオトに聴かせた音楽を「6歳児に大人が好む音楽を聴かせ続けた結果…」として公開したところ、好評だったため、続編として12月に選曲した音楽をご紹介。

今月は大きな行事がふたつあったので、それを軸にセレクト。
ひとつめはなんといってもカリブ海の旅、そしてもうひとつはクリスマス。
過去3カ月間で彼が好んだ曲の傾向から選んだり、「この曲も入れて!」とリクエストされて追加したり、といった内容だ。
反応が薄い曲も多かったが、それでも「12月の曲は全部好きになった!」と言っている。

12月 いちばん好きになった曲

Double Famous / Jump up
サビの部分に「Jump up jump up Jamaica」という歌詞が出てきて、ノリが良くキャッチー。
チビオトの両親も10年前の中南米旅でよく聴いたお気に入りの曲ということで選んだが、12月分の27曲のうちで、いちばん気に入ったとのこと。
Double Famousの音源はYoutubeにはないので(CD / mp3 を買いましょう!)、代わりに雰囲気が近いこちらをどうぞ。

この他にカリブ海をテーマに選んだ曲は、

Bob Marley / Buffalo soldier(ジャマイカ)
「ヨイヨイヨ~、ヨイヨヨイヨ~」という部分がハマるだろうと思ったら、予想通り。いっしょに歌うように。

Bob Marley / Waiting vain(ジャマイカ)
チビオト父がボブ・マーリーの中で好きな上位曲だが、反応はイマイチ。

Ry Cooder / Cancion Mixteca(メキシコ)
メキシコ音楽だとトリオ・ロス・パンチョスしか持っておらず、映画「パリ、テキサス」の曲を。こちらはさすがに渋すぎたか。聞き流されて終わる。

●Banana Connection / song of haitian farmer(ハイチ)
ハイチの音楽がこれしかなかった。反応なし。
ただし、現地で触れたハイチ音楽はすぐに口ずさんでいたので、曲によるかもしれない。

Kings of convinience / Cayman Islands(ケイマン諸島)
チビオト父がこの何年かで好きなアーティストといったら? と聞かれたらすかさず答えるKings of convinience。この曲はクルーズ船の航路近くに位置するケイマン諸島がタイトルとなっている。
残念ながらチビオトの反応は薄かった。超名曲だけど、子どもには淡々としすぎているのかも。

12月の曲ではないが、11月にも意識してセレクトしてあったSantanaのoye como vaがメキシコで偶然かかったとき、チビオトが「コレ知ってる!」と小躍りしていた。仕込んだ甲斐があった。

意外にも好きになった曲

Janis Crunch & Haruka Nakamura – Nuit
意外や意外、「ボク、この曲好き」と言ってきてびっくり。この曲の途中でうっかり曲を変えてしまうと「好きな曲かかってるのにー」と抗議を受けたほど。最後まで入れるか迷った曲だったが、入れて良かった。

Maria Rita / O Homem Falou
ノリの良いサンバ、サビの「エオーエーオーエーアァ~」を大声で歌う。
チビオト母のリクエスト曲もお気に召したようだ。

湯川潮音 / 緑のアーチ
ハナレグミ作曲によるこの曲は、歌いやすいのか「だきし~めて、なにもいわないで~」とサビの部分を気持ちよさそうに歌っている。

Primal Scream / Rocks
11月に入れていた「相対性理論の元素紀行に似ているね~」と言いつつ、英語の歌詞がわからないのにノリノリで歌っている。今度はストーンズを入れてみようと思う。

山下達郎 / RIDE ON TIME
冒頭の歌詞「青い水平線」という言葉が、カリブ海の船上生活中だったためにヒット。よく口ずさんでいる。

クリスマスソング

Paul McCartney and Wings / Wonderful Christmas Time
クリスマスソングNo.1はこちら。
テンポの良さ、鈴の音が効いた様子。

JOHN & YOKO THE PLASTIC ONO BAND with The Harlem Community Choir / HAPPY XMAS (War Is Over)
こちらの方が名曲だとは思うけれど、6歳児にはポールのほうが響いた模様。

Vince Guaraldi Trio / Christmas Time Is Here (Charlie Brown)
旅音家では毎年12月にこの曲が欠かせない。
過去の傾向から、子どもの声が入っている歌はチビオトにウケる、と思っていたが、反応は薄め。

坂本龍一 / Merry Christmas Mr Lawrence
10月の曲として入れていてヒットしたこの曲。
「クリスマスだから」というチビオトリクエストにより再登場。

Jimmy Smith / Jingle Bells
ハモンドオルガンの名手、ジミー・スミスによるジングルベル!
ノリの良いアレンジだが、こちらも反応は思ったほどではなかった。

チビオトからのリクエスト

「坂本龍一 / Merry Christmas Mr Lawrence」以外にも、チビオトからのリクエストで追加したものがある。
どれもノリノリで聴いていた。

Daft Punk / Technologic
11月にDaft PunkのHarder,Better,Faster,Strongerを入れたことと、アプリ「iDaft 2」がきっかけで、こちらを追加。楽しそう。

くるり / 赤い電車
鉄道好きのチビオトが小さい頃から好きでよく聴いていた曲。京急のことを歌っていて、品川駅と羽田空港国内線ターミナル駅の発車メロディーになっている。

樋口了一 / 1/6の夢旅人
家族そろって好きな番組「水曜どうでしょう」のエンディングテーマ。気分がアガる。

砂の岬 Ponta de Areia

2年半前、InterFMのThe Selecterという番組で選曲させていただいたときに選んだ、ミルトン・ナシメントのPonta de Areiaという美しい曲があるのだが、その曲をTHE BOOMが日本語でカバーしている。実はこのバージョンもかなり素晴らしくて、12月の曲に入れておいた。
チビオトの反応はこれといってなかったのだが、多くの人に聞いてもらいたいカバー曲だ。
映像はライブだが、ブラジル音楽に沖縄の三線、インドネシアのガムラン(アルバムではインドのシタールも)を織り交ぜていて、エスニック色控えめの洗練された絶妙な仕上がりになっている。

Wayne Shorterのカバーも素敵。

そのほかの曲

そのほかは以下の通り。
邦楽はやはり入り込みやすいようで、いっしょに歌うことが多かった。洋楽でも、歌いやすいメロディーラインだとそれっぽく歌っている。
この4カ月でますます音楽好きの6歳児へと進化した。

さて、来月は何を聴かせようか。
1月の選曲が、2016年最後の仕事となりそうな気配……。

今年良かったアルバム

今年発売ではないものも含まれているが、たくさんの良い音楽に触れることができた。
2017年はどんな音楽に出会えるだろうか。
来年も意欲的に良い音楽を探していきたい。

SPECIAL NIGHT

APE IN PINK MARBLE

Light Upon the Lake

ウミトヨル

ロットバルトバロンの氷河期 (ROTH BART BARON'S “The Ice Age")

TOSS

わたしの7+7

JaPo

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