リコーのカメラを活用するためのサイト、Photo Styleに旅音の「旅の出会いを撮る」が掲載となりました。
どの写真もサイト未公開のものですので、ぜひご覧ください。(トップからか、撮る→フォトテクニック→旅の出会いを撮る)
「旅の出会いを撮る」の写真で使用したカメラGX200は、本当に旅に最適なカメラ。
このカメラについて旅のときの例をもとにご紹介。
旅に持って行くカメラを何にするか。
カメラ好きならとても迷うところだろうし、そうじゃない人もどういうカメラを持っていけばいいのか悩むだろう。
デジタル一眼レフ(以降 デジ一)にする人、コンパクトデジカメ(以降 コンデジ)にする人。
大きく分けるとこのふたつになると思う。
デジ一は写りがよく、レンズを変更できるのが魅力。
また「撮っている」というのを強く実感できるのも、デジ一ならではのよさだろう。
ただし、重い、大きいというのが難点。
レンズもできれば2本以上は持って行きたいと思うから、さらに重くなって旅先ではいまいち機動性に欠ける。
こうなると、サッと撮れる用のサブカメラとしてコンデジを持って行く、ということになりかねない。
コンデジは操作が簡単で気軽に撮れる、それになにより小さいというのが利点。
日常的なシーンではコンデジのほうが機動性がよいので、サッと出してすぐに撮影、というのも可能。
もしデジ一だったら面倒がって撮っていなかったかも、という瞬間は案外多いから、これは最大の魅力とも言える。
でも、自分好みに写真を仕上げたいと思ったときに、若干の不満が残るというのも事実である。
それぞれにメリット、デメリットがあるのは仕方がないことだが、その両者の溝をうまいこと埋めてくれるカメラが、まさにGX200だと思う。
GX200はコンデジの中でも、ハイエンドコンパクトデジカメという位置づけになる。
これは、コンデジでありながらも自分好みの設定に変えられることや、多くの機能がついているが特徴。
また、オプションで広角レンズや、テレコン、液晶ビューファインダーなどを追加して、さらに撮影に幅を持たせることができる。
このコンパクトさにしてさまざまなことができる、というのが旅に最適なカメラだと思う理由である。
GX200でよかった、という点を、いくつか例を挙げて紹介していこう。
コンデジでもシャッタースピードが調整できる機種だと、こういう撮影が可能。
これはインドの旅最初の夜、ニューデリー駅裏手に長く細く伸びるパハルガンジという地区の雰囲気と屋台の青年がよい感じだったので撮った。
旅先での食事なんていうのも写真には残しておきたいものだけれど、
ご飯を一眼レフで撮るのは少し大袈裟というような気がする。
こんなちょっとしたときにもサッと撮れるのが、コンデジの魅力のひとつだと思う。
GX200がほかのハイエンドコンデジと違う所の1つは、広角のすごさ。
もともと24mmというかなりの広角なのに、ワイコンを付けると19mmになる。
この圧倒的な広さは驚き。
コンデジの広角は、リコーが切り開いたと言っても過言ではない。
なぜならGXの28mmを真似して、競合もみんな広角にも力を入れるようになってきたから。
とは言え、この19mmは他社もなかなかできないのでは。
撮影場所は、バンガロールのショッピングセンター。インドのITをけん引して勢いのあるバンガロールには、インドではまだまだ珍しいショッピングセンターがあちこちにある。
これはGX200だけでなく、リコーのカメラ全般について言えるのだけれど、旅に役立つ機能として。
ここはバンガロールにある庭園。
敷地が広すぎるため、地図をカメラに撮影してそれを見ながら園内を回ることに。
その地図をカメラで斜め補正をすると、こうなる。
この補正された地図を液晶で見ながら園内を回ったのだが、格段に見やすくなってとても助かった。
このときに限らず、斜め補正はその後も何度も活躍した。
これはビューファインダーを覗いたところ。
日差しが強すぎて液晶モニターが見えない、なんていうときに重宝する。
あとはローアングルで撮影するときなんかもこのVF-1があると撮りやすかった。
まだまだGX200の魅力は尽きないけれど、今回はこの辺で。
楽天でSDHCカード4GBがついてお買い得。
通常版
ビューファインダー付き
>> Twitterでつぶやく
2009.10.28 鎌倉