先週、風邪を引いた。
すぐに回復したと思っていたら、種火が残っていたのか再び体調がすぐれない。
こうも寒くなると暖かいものでも飲みたいと思うもの。
まだ作った事の無かったものを作ってみることに。
話は1年ちょっと前、コロンビアに滞在していたとき。
カリブ海沿いの街カルタヘナから、標高約2650mにある首都ボゴタへと飛行機で移動した。
最高気温は35度越えから20度程度まで一気に涼しくなった。
気温の変化に対応出来なかったのか、着いた翌日妻が風邪を引いた。
早めに休んだものの、夜中には高熱となった。
早朝、あまりに酷かったので宿の人にタクシーを呼んでもらって病院へ向かった。
旅の間に病院へ行ったのはコロンビアが3回目。
つたないスペイン語で病院というのはなかなか心細い。
薬や注射器までを離れた薬局に自分が買いに行かないといけなかったりもした。
宿に戻るころには余計な疲れで更にグッタリ。
泊まっていたのはホテル アラゴン。
日本人バックパッカーには有名なアラゴンじいさんがやっているホテル。
部屋は少しレトロ、それでいて清潔。とても趣きがあり、オーナーがいかにも優しそうなおじいさん。
妻が風邪を引いたと知ると、アラゴンじいさんとスタッフが毎日暖かい飲み物を作ってくれた。
ちょっと黒っぽい見た目で効きそうなのに、匂いも味も優しい。
味とかよりも、本当に心配してくれたアラゴンじいさんとスタッフの気持ちだけでも凄く嬉しかった。
風邪を引いたいま、その飲み物が飲みたくなった。
何が入っているのか心配させないようにスタッフは中身を教えてくれていた。
せっかくだ、飲み物も「アラゴンじいさんのやさしさ」と命名してレシピを公開。
アラゴンじいさんのやさしさ
■材料
黒糖 2粒(大さじだと3杯ぐらい)
シナモンスティック 1本
レモン 小さじ4~5杯
水 2カップ
■作り方
1.鍋でお湯を沸かす。
2.シナモンスティックを1本入れる。
3.黒糖が粒の場合は擂った方が簡単に溶けるので、擂ってお湯の中へ。
4.一度味見。
5.レモンを味を見ながら入れる。
6.出来上がり。
※量は2杯分です。
※黒糖、レモンの量は好みで調節。
出来上がったものを飲んでみると、なかなか美味しい!
これは絶対に効くぞ!というよりも、なんか効くかも、という感じ。
シナモンの変わりに生姜でも美味しそう。
でもオリジナルはこれという事で。
風邪を引いたらお試しあれ。
2008.9.29 鎌倉
by スミサト
うわっ!
気になります~~!
見事に風邪引いている私・・・
咳が止まりません><
試してみようかな♪
■ちゃきさん
風邪引いてる人、どうやら多いみたいですね。
天気もどうにも冴えない感じで、急に秋深まったというか。
「アラゴンじいさんのやさしさ」、余裕があったら作ってみて!
昨日の夜はポトフで身体を温めました。旨かった。
「アラゴンじいさんのやさしさ」!!
名前にやられました☆ かわいい・・・・
そしてホテル アラゴンさんも素敵。
急に寒くなったからですね。。。
でもこんなあったかい風邪日和なら、
風邪ひきがいあるなぁ。 ほっこりにっこり。
・・なんて言ってる場合ではないですね!
早くよくなってくださーい!
■あゆみちゃん
アリガトー!
もうほぼ回復。
あゆみちゃんも出発前だから気をつけてね!
ほぼ旅初めての宿がここアラゴンだったワタクシ。
広いし、奇麗だし、机もあるので快適で、木のぬくもりみたいな温もりも感じられる宿で、何だか最初から“今回の旅はきっといい方向に回るはず”なんて思った記憶が…
たどり着くまでは“コロンビア”と言う名前にかなり不安がっていましたけれどね。
アラゴンじいさん、いい味が滲み出ているよね。派手さはないけれど。
風邪と言えば、ワタクシもここ3週間くらいずっと喉が痛くて、ずっと喉飴をなめて誤魔化しています。
季節の急速な移ろい。
山が近い我が家は、もうすっかり深い秋模様が近くなっていて…
改めて気をつけなきゃね。
■かずさん
アラゴン、イイよねー。
キッチンはやや狭くて暗かったけどね。
あの雰囲気の良さっていうのは、なんだろうね。
ボゴタは全体的にセンスがあると思う。
もっと世界的に印象良くなってもイイと思うんだけどね。
まぁ、自分も強盗に会ったので、なんとも言えない部分もあるけど。
風邪、多いね、気をつけないと。今も予防にVC-3000舐めてるよ。