ある動物が爆発的人気になるきっかけとして、CMでの起用は効果バッチリだと思う。
そりゃ一日に何度も何度も目にしていたら、「あいつはいったいなんだ?」という
興味が湧くのも当然のこと。
そこからじわじわと人気に火がついて、一躍アイドルとして大ブレイクする。
しかし。
この現象は、以前からのファンにとってはなんだか複雑。
注目を浴びることはうれしいけど、「前からずっと好きだったんだから!」と
ちょっぴりアピールしたい気持ちもある。
どうしてこんなことを思ったかというと、先日Yahoo!ニュースのトップ記事に、
アルパカが取り上げられていたのを見たから。
なんでも、ミラバケッソというフレーズが気持ちよいあのCMのおかげで、
問い合わせが殺到しているのだとか。
いやいや、ちょっと待て。
アンデスを旅したことがきっかけでその魅力にとりつかれた我々に、一言いわせて欲しい。
確かにアルパカはかわいい。
だけど、アルパカそっくりのリャマ(ラマ)だって、同じくらいかわいい。
親戚分であるグアナコやビクーニャだって、ものすごくかわいい。
つまるところ、同じラクダ科に属する彼らはみんながみんな、かわいいのだ。
アンデスを旅する者をなごませてくれる、くりくり黒目が愛らしいラクダ科の動物たち。
ごつごつした山肌とは対照的な、もふもふやわらかそうな毛があちこちに点在しているのを見るたびに、
ため息をつきながら「かわいい……」と、車窓に釘付けになった。
とくにアルパカやリャマは野生以外に家畜としても飼われているため、大群に遭遇する機会も多く、
親子連れで仲良く草を食む様子を見た際には、声にならない雄叫びをあげていた。
いったい彼らがどれほどかわいいのかを知ってもらうには、実際に見てもらうのがいちばんだ。
ということで、ラクダ科の動物たちをSentidoページにて公開!
リャマ、アルパカ、グアナコ、ビクーニャの写真に動画、日本で見られる動物園を紹介。
さて、ちょっとばかしラクダ科の動物にはうるさい我々だが、恥ずかしながら、アルパカとリャマの区別がつかない。なので、遭遇したときにはいつも、現地の人に「これはどっち?」と聞いて教えてもらっていた。
体の大きさが違う(リャマのほうが大きい)らしいが、その場に双方が並んでいなければ比べられないじゃないか。と思っていたところ、現地の動物園でちょうど檻の中にアルパカもリャマもいっしょに入っていたことがあった。
グッドタイミング!
しかし……、えーと、どっちがどっちだ?
結局見分けられなかった。
ほかにも、リャマは荷役として、アルパカは毛を加工するために、という目的の違いはあるものの、これまた現場を見なければわからないし、残念ながらそういうシチュエーションには出会えなかった。
いちばんわかりやすそうな違いは、アルパカのしっぽは下を向いて丸まっていてリャマのそれは立っているということだけど、正面や真横姿のかわいさに夢中で、うしろからチェックするのを忘れていた。
結論。
同じラクダ科だし、どちらもかわいいから、違いなんてまあいいか。
(現地の人でも、見分けるのは難しいらしい)
細かいことがどうでもよくなるラクダ科の動物たちを、実際に見てお確かめを!
楽天で買えます。
2009.2.15 鎌倉
by かな子
sentidoのページかなりいいですね!!
日本でもこんなに見れるのかぁ、と驚きです。
そして、関東にもこんなに動物園が☆
写真の中に何気にステーキの写真が挟まれてて
うけました。
■chikoさん
すっかり更新をご無沙汰していたsentido。
あること自体忘れられる前に、一念発起しました(笑)。
さきほどアルパカ牧場の方がJ-WAVEに出演して言っていたけど、日本にはアルパカが450頭ほどいて、そのうちの400頭がアルパカ牧場にいるとのこと。
うーん、たわむれたい!
リャマのステーキは、意外と臭みもなくておいしかったよ。
アルパカ懐かしいです!
高山病で死にそうな時、僕の心をいやしてくれるのはいつも彼らのあの「ニヤッ」とした表情でした。
アルパカ、リャマ、ビクーニャ…実は現地人もかっている人以外はよくわかっていないといっていました。ちなみにあまりに可愛いので日本に持ち帰ろうと現地で調べてみたら、アルパカ100$くらいから、輸送費3000$。ただし検疫がかなりめんどくさいので半年前くらいからいろいろやらんとダメとのことです。
■ガクさん
さすがガクさん、持ち帰り計画があったとは(笑)!
取り扱い商品に加えて欲しいなぁ。
アルパカやリャマって群れで行動する性質があるから、1頭だけで飼うと過度のストレスがかかってダメみたい。