少し前のことだけど、バックパックにつける鍵について質問を受けた。
「バックパックが紐でしばる巾着型で鍵が掛けられないのだが、どうしていましたか?」という内容。
旅音(妻)も巾着タイプのバックパックだったので、どうやって防犯対策をしようと考えて実践していた方法をご紹介。
巾着型のバックパック持参で、実際に被害に遭った人にかつて会ったことがある。
宿のスタッフが良い人だったので信頼してしまい、チェックアウト後にバックパックを預けて観光に出かけたという。
次の町へ移動してからバックパックを開けてみると、入っていたはずの荷物がなくなっている。
どう考えてもあの宿に預けていたときにしか中を探るチャンスはなかったはず、と言っていた。
巾着型だと簡単に開閉できるため、無用心と言えば無用心かもしれない。
けれど、気に入った形がこのタイプだとしても諦めることはない。
紐の通っているところに、さらにチェーンを追加すれば南京錠を掛けることができるのだから。
チェーンは東急ハンズやホームセンターなどでメーター売りで購入可能。
もちろんこれで完全に大丈夫とは言い切れないが、すぐに開けられないと示すことで多少の抑止力は発揮できるだろう。
では南京錠をしっかり取り付けできるファスナー(チャック)型なら安心かと言えば、そうでもない。
施錠していても対策が施されていないものは、意外とあっさり開けられたりすることがある。
日本人にはさほど多くないが、欧米人ツーリストだと「パックセーフ」を使用している例も多い。
これ自体が結構重いというのが難点だが、現段階では最良のセキュリティかもしれない。
とにかくいちばん大切なことは、面倒くさそうだから触らないでおこう、と相手に思わせること。
そのためには多少の煩わしさは感じても、部屋を出るときは必ず施錠する、ベッドなど大型の家具にくくりつけておくなど、できる範囲での防犯対策を徹底するしかないだろう。
pacsafe85(楽天)
2010.2.3 鎌倉
うちもパックセーフです。
重くて、施錠も面倒ですが、
安心感は絶大です。
今のところ、まだ緊張感があるので
部屋を留守にするときはたとえ宿のレストランでも
必ず施錠しています。
家具に結びつけた上に、更に2つのパックセーフを
チェーンで結んで南京錠。
部屋には持参のダイヤル式鍵2つです。
すごいね~、とあきれられたように
言われることもありますが、
安全第一ですよね~!!
この緊張感を維持しなければ~!!
私のバックパックも巾着型で、今まで鍵をかけていませんでしたー。
こうやってやればいいんですね!
今回の旅行のときはマネさせてもらいます。
■sachiさん
用心するに越したことはないよね。
ときどき面倒くさくなるのは確かだけど、旅の最中は荷物が全財産みたいなものだから。
ここまで徹底してるのは相当すごいけど(笑)。
これからの道中も防犯面ではきっと大丈夫だね。
■seikoちゃん
色が気に入って買ったはいいけど、帰ってきてから「あ、南京錠つけられない……」と気づいて悩んだ末の策でした。
インドで部屋に荷物を置いて出かけたとき、一度だけ南京錠のナンバーをいじられたことはあるけれど、中身は無事だったから効果があったのかな、と思ってます。
こういう方法があったんだねー。
私も巾着型だったけど、いい方法が思いつかなかったから、何もしてなかった。。
けど、この方法いいね!
次回は使わせてもらいます
■トントン
苦肉の策だけど、案外効果があったからちょっとうれしい(笑)。
でも、アメリカ入国時(乗り継ぎのため)、施錠していたわけじゃなくただチェーンの端っこを留めていただけなのに、勘違いされて南京錠を切られてしまったのにはびっくりしたよ。
流れ作業でのチェックだろうけど、ちゃんとチェックしてから切って欲しい。
キンチャク革命!正直カタ結びとかしか思い浮かばなかったです。
パックセーフは大げさに包まれてるってビジュアルが守備力の秘訣なのかもですね。
重さも含めてハンズでチェックしてきます。
ずた袋カモフラージュもぜひ一度お試し下さい。
■テテラテテラさん
固結びだと、自分自身ゆるめられなくなる危険性があるのが怖いですよね。
パックセーフももう少し軽ければ……。
ということで、提案。
ズタ袋ならもともと軽いし、これにパックセーフを装着ってどうでしょう(笑)?