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旅音の新刊『インドホリック インド一周一四二日間』が、ようやく入稿となった。
待望の発売日は7月16日の金曜日。


『インドホリック』は今までにないようなインド旅行記。
ヴァラナシやアーグラなどの定番エリアはもちろんのこと、
短期では訪れることが難しいカッチ地方、スピティ渓谷といった
少々レアな地域も含むインド全土を周り、
その多様性に満ちた魅力を閉じ込めた。
いわゆるインド的驚きのエピソード、笑える話だけに偏らない、
ニュートラルな視点で捉えたインドが伝わる本をつくりたい、という思いで制作した。
これまでのブログを一から読み返し、改めて編集した文章は精度が上がったと思うし、
写真もすべてRAWデータの現像からやり直して、厳選した。
結果、前著『中南米スイッチ』よりも分厚い、192ページフルカラーという贅沢な一冊になった。
そのほとんどのページに写真が掲載してあるので、
パラパラとめくるだけでも楽しめるし、読み応えもあるはず。
ブログには載せられなかった話や写真もあるので、
リアルタイムにインドの道中を追い掛けていた人でもきっと楽しむことができる。
出版社はブルース・インターアクションズ。
音楽好きにはP-vineといったほうがピンとくるかもしれないが、
その出版部門であるP-vine Booksからの発売となる。
音楽の本に強いのはもちろんのこと、それ以外の本も一癖あるおもしろい本が多くて
以前からチェックしていただけに、ここから出版できるというのはとてもうれしい。
アートディレクション・デザインは『中南米スイッチ』に続き、漆原悠一くんにお願いした。
旅好きにはおなじみの『TRANSIT』や『R25』を手掛けるSOUP DESIGNのデザイナーである彼には、『中南米スイッチ』より大人っぽいデザインを、と希望して、見事にそれを叶えてくれた。
中にはそんなに細かいところまでこだわる?というような箇所もあり、
プロの仕事ぶりに毎度ため息が漏れた。
ページをめくっていくうちに、無意識にいいなぁと心に染みるデザインだと思う。

インドホリック インド一周一四二日間
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かたやインド初体験、かたや3度目のふたりが
「ぐるっと一周してインドをたっぷり楽しみ尽くす!」
『中南米スイッチ』でおなじみの旅音(たびおと)が、今度はインドへ旅立った。
ガンジス川のほとりで物思いにふけり、ル・コルビュジエの手による美しい建築物を巡り、チベット文化圏で荒々しい絶景と穏やかな人びとに触れる。
地域によって言葉も習慣も風景も見事に異なり、生と死、喧騒と静寂といった正反対のものが同居して共存するカオスなインドで、時にもみくちゃにされ、時に手を差し伸べられながらどっぷり浸かって過ごした142日間の軌跡。
【目次】

第1章
ジャイプル
アーバーネリー
ブーンディー
プシュカル
ジョードプル
クーリー

第2章
ブジ、小カッチ
アジャンター、エローラ
ムンバイ
ゴア
ハンピ

第3章
ウーティ
コチ
ペリヤール
アレッピー
カニャークマリ

第4章
オーロヴィル
マハーバリプラム
コルカタ

第5章
ダージリン
ペリン
ラヴァングラ
ガントク

第6章
ブッダガヤー
ヴァラナシ
アーグラ
リシュケシュ

第7章
マナリ、レー
レーとその周辺
ヘミス
ヌブラ、パンゴン

第8章
マナリ、ヴァシシュト
カザ、キッバル、ダンカル、タボ
カムル、サラハン

第9章
アムリッツァル
デリー

コラム
1. 多種多様の音に包まれて
2. タフさがカギの交通事情
3. ケララ州は魅惑の宝庫
4. 髪の乱れに物申す
5. 修理屋は身近で頼れる存在
6. 45度の暑さを生き抜く術
7. 娯楽こそ最大の本気度で挑む
8. ヘッドギアコレクション

ル・コルビュジエ × インド

インドを旅する上で
旅の荷物・現地のグッズ
買わずにいられなかったモノたち
インドの味覚を味わい尽くす
ハプニングの数だけタフになる

あとがき

参考資料/奥付

日程表

オンライン書店ではすでに予約を受け付け中!
Amazon
楽天ブックス
7net
bk1
HMV
鎌倉や都内で出版記念イベントも決定しているので、詳細は改めてこちらにてお知らせします。
『インドホリック』でインドの新たな側面を見つけてもらえることを、心から願っております。
2010.6.27

Join the discussion 17 Comments

  • かず より:

    ようやく発売日発表!!
    今度も、前作同様、ワクワクしながら発売日を楽しみに待ってます。
    写真展に行けなかったので、何処かで出版記念イベントにも参加出来るといいのですが…

  • ちゃき より:

    待ってました~!
    めちゃくちゃ楽しみですっ
    鎌倉イベント是非伺いたいので、詳細待ってまーす!

  • ゆみ より:

    >いわゆるインド的驚きのエピソード、笑える話だけに偏らない、
    ニュートラルな視点で捉えたインドが伝わる本をつくりたい
    これ、待ってました。
    すっごく楽しみ!イベントにもぜひ出かけたいです。
    内容はもちろん、TRANSIT読者としてはデザインも楽しみだし、松浦弥太郎氏の著書を読んでから気になってた出版社…待ちきれませーん。

  • あかち より:

    ゚Д゚)ノ おめでとー!

  • ヤスコ より:

    おつかれさまー。
    ついに出来上がったねーおめでと!
    うれしいこと続きでこっちもうれしくなっちゃうよ。
    うるぽんの表紙も良い意味でいわゆるインド本らしくなくスッキリとしてかっこよかねー
    イベントいくのでまたね☆

  • hana より:

    本の題名が既に、ツボ!。
    ゲットしますよー☆

  • p_kichi55 より:

    Lama coffeeで写真を拝見して以来、インドに興味が湧きました!
    楽しみでーす。

  • マイキー より:

    おめでとうございます!
    インドはblogも面白くて熟読しました。
    本はパワーアップということで楽しみです!!
    いつかは・・・と思いながらすっごいオバチャンに
    なっちゃいそうなので、まずは脳内旅行させて
    いただきます!

  • nam より:

    あー、楽しみです。
    イベントも行けたら行ってみたいです!

  • マコ鮫 より:

    遂に!ついに、ツイニ!出来たんですね。
    楽しみにしてます。
    都内のイベント行きたーいです!!

  • かな子 より:

    ■かずさん
    最近インドはごぶさただろうから、読んで少しはインド熱が高まってくれるといいなあ。イベントも都合があえば、ぜひ!
    ■ちゃきさん
    楽しみにしてくれてありがとう!
    2度目のハネムーンはぜひインドへ(笑)。
    鎌倉のイベントの詳細、近日中にアップしますね。
    ■ゆみさん
    もう少し待っててね!
    私も松浦さんの訳した絵本を持っているけど、いいよね、渋いよね。
    ■あかちさん
    ありがとう!(顔文字かわいいぞ)
    ■ヤスコちゃん
    ついに、だよ。
    こちらのリリースの前に、チビオトのリリースが先になっちゃったけど。
    イベント、ぜひいらしてね。
    ■hanaさん
    うれしいなー。
    タイトル、決めた後も「もっといいのなかったかな」って迷うときがあるけど、そう言ってもらえるとホッとするよ。
    ■p_kichi55さん
    ありがとうございます!
    LAMAで見せたインドとはまた違う側面もお見せできるといいな、と思っています。
    ■マイキーさん
    次回の家族旅行の候補地として、インドはいかがでしょう(笑)。
    お子様連れのインド旅はすごく刺激的な思い出になるような気がします。
    大人になってからも絶対忘れないぐらい、印象的な出来事になると思いますよ。
    ■namさん
    イベント、よろしかったらお越しください!
    イベントの詳細もちょこちょこアップしていく予定です。
    ■マコ鮫さん
    ついに!できました。
    ブログをご覧いただいていた方にも楽しめる内容にしたつもりですので、ぜひ本も手に取ってみてくださいね!

  • koko より:

    WOW!!!! すごい。チビオト出産のなか、新しい本も出しちゃうお二人のエネルギーが素晴らしい!
    なかなかお会い出来ませんが、もうすぐきっとですね。
    本、すごく楽しみです☆☆☆

  • かな子 より:

    ■kokoさん
    いえいえ、kokoさんのパワーに比べたら、とてもとても。
    だって、毎週日曜の朝はいつもエネルギーチャージさせてもらってるんですから。
    ほうぼうから素晴らしい気をたっぷり受けたからか、おかげでいい本ができましたよ!

  • うわー本の中が見たくなるタイトル&表紙ですね!
    今すぐみたいです!
    やっぱり素敵だわ~見れるまで中身を妄想しております。。
    そういえば、NYの紀伊国屋に”中南米スイッチ”置いていたのを見かけました。ここにインド本も。そうなるとわくわくしますね~

  • スミサト より:

    ■96 ゆーじ&ありささん
    おぉぉー、NY紀伊国屋!
    それは知りませんでした、うれしいなー。
    インド本も置いて貰えたらうれしいなー。
    貴重な情報、ありがとう!

  • u-co. より:

    すみちゃん、かなちゃん、重ね重ねおめでとう*:.。☆..。.(´・u・`人)
    もう、ほんと素敵。
    ハガキもありがとう!
    近いうちに私も小包送ります♪

    二人とも、大変な時期だけど体に気をつけてますます楽しい日々をお過ごしくださいね。
    会いに行きたいです><。

  • かな子 より:

    ■u-co.さん
    ありがとう!
    ついに3人家族になりました。
    これからは子連れで遊びに行って、子供同士で遊ばせることができるね(我が家はまだまだチビッコだけど)。
    早くそんな日がきたらいいなぁ。

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