深夜がピークのバースデイ

12月15日に誕生日を迎えたスミサト。
去年はグアテマラを移動中にその日がやってきたため、大したお祝いをすることもなく過ぎていった。
しかし今年は違う。
以前働いていた会社の仲間たちが会社帰りにそのまま我が家にやってきて、前夜祭をしようということになったのだ。
奇しくも双子座流星群のピークを迎えるこの日、かなり盛り上がりそうな予感。

さすがに師走。
忙しいのをどうにかやりくりして、先発隊の二人が到着。
チーズフォンデュを囲みながらちびちびやっていると、仕事を終えたもう一人もようやく登場。
すでに時間は深夜0時を回るころ。
前夜祭ではなく、本番のお誕生日会へと目的変更してスタート。
スパークリングワインで乾杯したあと、プレゼントの贈呈式。
脚付の豆皿は、今後のおもてなし時に大活躍してくれそう。
盆栽キット。旅に出るからとグリーンを泣く泣く里子に出した我が家に、ふたたび育てる喜びをもたらしてくれた。
そしてあったかタイツと靴下。この威力、驚異的！足下をあたたかくするのは、上着を着込むよりずっと効果がある。寒いらしい今冬は、これで乗り切るぞ。


飲んだり食べたり、ほかほかあたたまってきたところで家を出る。
双子座流星群をくっきり見られそうな場所へ向かって。
それにしてもきんと冷えた空気、酔いが一気に冷めそうだ。
ぶるぶるいいながら一行が向かった先は、近所のお寺。
境内に腰かけ、後ろに手をついて体勢が整ったら、無言で星空を眺める。
すぐに現れた流れ星。その瞬間に「見た？見た？」とはしゃいで、すぐにまた無言。
見えたら、また歓声。その繰り返し。

なにかにつけて会いにきてくれるステキな仲間たちと、わいわい騒いで迎えた誕生日。
素晴らしい32歳の幕開け、おめでとう。
そして、ありがとう。
2007.12.15　鎌倉