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2カ月前、ジルベルト・ジルのライブの際にほんの一部だけ展示を見た横浜トリエンナーレ2008
今度ゆっくり見よう、今度ね、今度……。
と思っていたら、もうすぐ終わってしまうじゃないか!
3連休の中日に、いそいそと出かけていった。
天気は快晴。さほど寒くもない。
そんなお散歩日和のせいか、まぁ、人の多いこと。


2005年に開催した第2回展示は、かなり楽しめた。
友達数人と連れ立っていったのだが、アプローチですでにやられてしまった。
天にはためくたくさんの旗が、ずらりと会場入口まで続いている。
その様は、そりゃもう圧巻だった。
会場は巨大な倉庫。
大小さまざまの作品があったが、会場自体が大きいものだから転々と存在していてもスカスカにならず、密集しすぎず、ほどよい距離感が保たれていたように思う。
また、触れたり上ったりできるインタラクティブな作品が多かったのも、魅力のひとつ。
倉庫という場所柄寒かったのと、内部撮影禁止だったのが残念だったというぐらいで、かなり満足した。
今回はいったいどんな内容なのかな、と期待しながら向かった第3回展示。
会場が点在しているため、移動に割と時間がかかりそうだ。
(案の定、最後のあたりは駆け足の移動に)
まずは新港ピアへ。
内部はボードを間仕切りにして、いくつかの小部屋(とはいえ、かなりの広さのものも)に分かれている。
鏡のモビール(「あ=ら=わ=れ」 / ケリス・ウィン・エヴァンス&スロッピング・グリッスル)や、巨大な写真展示(「見ざる、聞かざる、言わざる」 / シルパ・グプタ)など、バラエティに富んだ作品群が待ち構えていた。

次に、赤レンガ倉庫1号館。
ここは映像作品が多く、あまり広くない空間で同時に3つの別作品を上映していたのが、少々残念だった。
音が入り混じり、どれも集中して見ることができず。
その中で、思わずニヤリとしてしまったのが、リクリット・ティラヴァニャの作品。
これは、会場内にしつらえられた、アスレチック遊具のような木製のスロープを上っていくというもの。
見終えた人たちが、共犯者のような連帯感で満ちていたのが、すごくおかしかった。

この時点で、すでに太陽は顔を隠し始めていた。
お昼もまだ食べていないけど、急がなきゃ、と足早に屋外展示へ。
「リング・ドーム」とダイワハウスのイエノイエをさらっと見て、最後の会場、日本郵船海岸通倉庫に着いた頃には、もう真っ暗だった。

あと1時間でクローズだというのに、相変わらず大勢の人。
ここでも映像作品が多く、じっくり見ることができないのでさわりだけを見て退散。
噂に聞いていたR-15指定の作品たちを見て、いちばん見たいと思っていた勅使河原三郎さんの展示へ向かうと、もうタイムアップ。
うーん、予想外に人が多かったこともあったが、もうちょっと時間にゆとりを持つべきだったか。
とはいえ、数時間歩きっぱなしでふくらはぎがパンパンになったのは、それだけ集中して見た証。
前回ほどしっくりきたわけではないが、いくつかの面白いものにも出会えた。
普段は目をそむけているようなものも、アートを通して見つめられた。
自分の好きな傾向も、改めて知れた。
新発見、再発見のいい機会、トリエンナーレの、次の3年後がいまから楽しみだ。
2008.11.23 横浜
by かな子

Join the discussion 2 Comments

  • kitotetsu より:

    アメリカ南部で半年程前から生活しています。
    今年はアメリカ南部の街を周って、せっかくなので来年からは中南米に出掛けようと思い、本屋で中南米スケッチ」を偶然見つけました。
    中南米旅行計画の参考書として活用しまーす。
    頑張ってスペイン語も勉強しなきゃ、その前に英語も…

  • かな子 より:

    ■kitotetsuさん
    こんにちは。
    中南米スイッチをご購入くださって、ありがとうございます。
    (よーく見ると「スケッチ」ではなく、「スイッチ」なんですよ)
    アメリカにお住まいなら、中南米はもっともっと身近に感じられるかもしれないですね。
    ぜひ楽しい旅を!

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