6月から4回に渡って旅音が出演した、代官山蔦屋書店のイベント「トラベルコーヒートーク ~育旅! 子連れにやさしいアジアの旅~」が無事終了しました。
お越しいただいた皆様、運営にご尽力いただいたスタッフの皆様、本当にありがとうございました!!
今年のはじめに「子連れ旅のイベントをやりたいと思っていて……」とのお話をいただき、それから何度も話し合いを重ね、準備をしてきました。
これまでは1~2時間で完結させるように話すケースが多かったのですが、今回は1時間半のトークを4回に分けて、という初の試みのため、テーマを決める段階から悩みに悩むことに。
でも、アジアに絞った結果(ときどき脱線してモロッコのネタも登場しましたが)、普段よりもたくさんの写真をお見せできた上に、小ネタを挟んだり、トークの途中で質問コーナーを設けたりと、いつもとは違うやり方でさまざまな内容をお伝えできたかな、と思っております。
繰り返しご参加くださった方も数組いらして、それがとても励みにもなりました。
今回のイベントで私たちがお伝えしたかったのは、「幼児期こそ味わえる海外の良さがある」という点に尽きます。
「子どもが大きくなってから行けばいい」という話も耳にします。
ただ、行儀よく過ごせる年頃になると、言葉が通じないことから積極的に関わろうという姿勢を持ちづらくなるような気がします(もちろん個人差はあるでしょうが)。
だからこそ、なんにでも興味を示し、先入観なくあるがままに受け入れられる幼児期に出かけることに意義があると思います。
いくら準備が大変でも、ひとたび出かけてしまえば、「うちの子、こんなにかわいがってもらえるんだ!」という場面にたくさん遭遇します。
そのたびに我が子がますます愛おしくなり、その国の人たちに親愛の情が湧き、「ああ、旅に出てよかったなあ」としみじみ感じることでしょう。
また、どんなに旅慣れていても、初めての子どもの旅は楽しみよりも不安のほうが大きいと思います。
でも、試行錯誤して計画を実行に移し、無事に帰国できたときには、ものすごい達成感と大きな自信を手に入れられるはずです。
旅音はこれからも旅を続けながら、そのときどきで得た旅のお役立ち情報をどんどん発信していきたいと思います。