竹沢うるま君の写真展 Kor La の">

竹沢 うるま「Kor La」

2016/10/17
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今月14日からキヤノンギャラリー S(品川)で始まった、竹沢うるま君の写真展 Kor La のレセプションに行ってきた。
中国、インド、ネパール、ブータンの、チベットを除くチベット仏教圏を2年に渡って撮影した写真集『Kor La -コルラ-』の発売に合わせて、11月21日(月)まで開催されている。
「コルラ」とは、チベット仏教徒が聖地を時計回りに廻って巡礼することを言う。

久々に会ったうるま君と二言三言交わし、さっそく展示を見るために中へ入った。
黒一色の壁と、照明のコントラスト。
その加減が完璧だった。
暗いところで撮影されただろう一枚の、背景にある陰が、会場の壁面に溶け込み、壮大な闇がどこまでも続いているように感じた。
また、被写体に照明が当たっている写真では、その姿が一層際立って見えて、まるで自分も撮影現場に居合わせているような錯覚を覚えた。
とてつもない存在感の写真が約40点も並ぶ様は、圧巻の一言に尽きる。
鑑賞する誰もが、息を呑んで見入っていた。

展示されている写真の一部は、ネットで見ることも可能。
しかし、ぜひ品川まで足を運ぶべき! と断言できる。
この空間でしか感じられない臨場感が、間違いなく広がっているから。
10月22日(土)にはこちらのギャラリーでトークイベントもあるとのことなので、そちらもぜひ。

それにしても、ここ数年で訪れた写真展でいちばん感動して、嫉妬した。
写真は月明かりのみで撮影した写真集『Kor La』。