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11月3日の文化の日、三鷹リトルスターレストランでのトークイベントにゲスト出演をしてきました。
ラダックの風息』著者、山本高樹さんの写真展の一貫で開催となったイベント、たくさんの方がいらっしゃいました。


イベントの告知を始めて、あっという間に当初想定していた予約数を超えてしまうという人気ぶりに、ラダックや山本さんへの注目度の高さがうかがえる。
あまり情報量の多くないラダックだが、しっかり腰を据えて見て回り、そこで感じたことを素直に、かつ深く掘り下げて表現している人を、ほかに知らない。
それだけにラダックにスポットを当てたイベントは貴重だし、ゲストとして呼ばれなくともイベントに行きたい! と思わせる魅力的な機会だった。

ラダックとチベットの違いなど気になっていたことを丁寧に教えていただき、話しながらもなるほど、とうなずいてしまうことが多くて非常に面白かった。
出演者というより、イベントに参加して質問をたくさんした人、みたいな感じだったかもしれない(笑)。
しかし、あれだけたっぷりラダックにまつわるトークをしたものだから、また行きたくなってしまった。
もう一度行くことがあれば、もっとじっくり時間をかけてラダックを見てみたい。
そして、ザンスカールはぜひ訪れたい。行くまでがちょっと大変そうだけれど。
イベントが終わってから、参加者へお出ししたリトルスターレストランのお弁当をいただいた。
この日のためにつくられた、普段はメニューにない特別なお弁当。
肉も魚も入っていて豪華! だけれど、それ以上に親しみやすい、心が温かくなるお弁当だった。
おいしかったな~。

お店について書かれた本、『リトルスターレストランのつくりかた(こちらも山本さんの著書)』を先に読んでいたため雰囲気よりも味を重視しているお店かと思っていたけれど、いやいや、雰囲気も良しで味も良し、というステキなレストランだった。
スタッフの人たちの接客も気持ち良くて、今度は通常メニューを提供するときに再訪したい。
夜はNGOジュレーラダックのスタッフの方など、さまざまな人を交えて吉祥寺のアムリタ食堂で夕食。
日本で、ラダックに行ったことのある人がこれほど一度に集まるっていうのがまた面白い。
ひとつ悔やまれるのは、あまりおなかが空かず、おいしいと評判のアムリタ食堂の料理をさほど食べられなかったこと。
こちらもぜひ再訪しなければ。
イベントが終わり、今はまほろば珈琲で買ってきた豆(5番)でコーヒーを飲むのが幸せなひととき。
おいしいからいつかまた買いにいこう。
なんだか「また」行きたいばかりが増えるという、うれしい悩みをたっぷり抱えてしまった。
2010.11.4

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