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先日オープンしたばかりという、都内某所にある土間ハウスで中南米写真スライドショーをしませんか?とのうれしいお誘いが。
はたしてうまく見せられるのだろうか。
開催前日、友人相手にリハ上映をしてからいざ出発。


渋谷から会場まではバスで。
乗ったことのない路線の電車に乗るのも楽しいが、バスはさらに楽しい。
ほどよいスピード感、地域に密着していて街の雰囲気がよくわかる気がするから。
そんなことを思って揺られること10数分、会場近くのバス停前の家の窓からモクモクと尋常じゃないほどの煙が!
カマドの火入れ式があるということだったので、いい目印になっていた。
引き戸をガラガラと開けると、既に靴がたたきいっぱいに埋まっている。造りはかなり古く、鎌倉の我が家(築約50年)よりも先輩なのだろう。
中に入ると料理の仕込みをしている人、カマドの火加減に四苦八苦している人(しかも袴着用)、プロジェクタの準備をしている人、忙しそうだけどみんなとても楽しそう。

今回のスライドショーはmixiで同じコミュニティに入っている方からのお誘いで、その方にもここで初めてご対面。
余談だが、前回のトークショーのお誘いも、元はといえば10年近く前にネットで須田誠さんと知り合ったのがそもそものはじまり。
その須田誠さんの長期旅行壮行会の席でばったり出会ったのが、嫁。
ネットの縁、恐るべし。
見るからに面白そうな人たちが大勢集まり、わざわざ友人たちも会いにきてくれて、ビール片手に談笑してからゆるーくスライドショースタート。
灯りを消し、プロジェクターで壁面に写真を映し出す。

人前で写真を見てもらうと、反応がダイレクトに返ってきて楽しい。
赤道の不思議やライオンやトラと触れ合える動物園はとくに反応が大きかった。
ウユニ塩湖は「えっ、どうなってるの?」という声が。
あまりに現実離れした写真なうえに、色が飛んでしまっていてわかりにくかったのかもしれない。

人に会うたびに「どこがよかった?」と聞かれて、答える場所のひとつがウユニ塩湖。
国としては他の国の方が楽しかったが、ピンポイントにどこと言われたら迷わずここ。
この景色にはただ驚くばかりだったのを、今でもはっきり思い出す。
いろいろ反応があり、なんといってもゆるくのんびりした雰囲気だったので緊張することもなく、かなり楽しくやらせてもらえた。
仕込み隊の方々が作ってくれた芋煮、餃子、美味しいお酒、差し入れのデザート等をおいしくいただき、おなかも満足。
この日はよく冷える一日だったが、土間ハウスのなかは妙な熱気に満ちていた。
いやー、楽しかった楽しかった。
今後イベント参加の予定はないが、機会があればまた何かしらやってみたいとひそかな野望を胸に秘めつつ、当分は鎌倉の家に閉じこもっておとなしくゴソゴソと作業にはげむ所存。

Join the discussion 2 Comments

  • shinro より:

    こないだお会いしたときも言いましたが、
    僕もウユニ湖の写真にはガツーンとやられましたね!
    写真でこんだけやられるんだから、
    実際はどんなもんなんでしょう!
    僕も日本でチマチマ文字打つ仕事してる場合じゃない!
    行かなくちゃ!どこかへ行かなくちゃ!(笑)

  • スミサト より:

    ■shinroくん
    ウユニ塩湖はね、ぜひ友達全員に行って貰いたいぐらい。
    日本人全員とかじゃなくて、友達だけで感動を共有したいな。
    友達たくさんと行ったりも楽しいと思う。
    行かなくちゃが2回繰り返されている所がなんか切実だね。(笑)

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