夏祭り

梅雨明けはもう少し先になりそうなものの、海水浴場がオープンしたし、気温もぐんぐん上がってきたし、気分はもうすでに夏。

もうひとつ、夏の始まりを感じさせるものが近所で開かれる大町まつり。
いつもは車や人が行き交う普通の生活道路だが、ひとたび祭りが始まると晴れ舞台としてにわかに活気づく。
圧巻なのが、交差点の真ん中で4基の神輿が横並びになってぐるりと回る様。
担ぎ手で活躍する友人・知人の勇姿を見届けながら、「おーっ！」という声と共に拍手を送る。

2日目は八雲神社での演芸大富くじ大会。
今年の目玉はブラジル人ダンサーによる本場のサンバ。
こぢんまりした神社の境内で繰り広げられるやたら派手な音楽と衣裳。
この奇妙な組み合わせが、地域の祭りらしい風情を醸していて実にいい。
釣られて踊り出す人はほとんどいなかったが、終演後の盛大な拍手から察するに、老若男女誰もが楽しんでいたはず。
マイ折りたたみ椅子に腰掛けていた老婦人もスタンディングオベーションをしていたぐらいだもの。

お楽しみの大富くじ大会は、商店街から提供された商品に食事券、商品券が当たるとあって子どもより大人が大ハマリ。
事前に渡された番号付きのうちわを片手に一喜一憂する声があちこちから聞こえてくる。
おいしいと評判のあのお寿司屋さんの食事券1万円分、欲しかったんだけどなあ……。

数年前はUstreamで配信したこともあったし、今年はFacebookページでの更新をまめに行い情報も充実。
写真家が撮影を担当し、サイトはレスポンシブ対応と、一町内会の祭りにもかかわらず情報発信に力を入れている。

最終日の明日は盆踊り。
晴れていたら行ってみようかな。