自分でパンク修理

2016/04/27
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チビオトの自転車がパンクした。

ある日、愛車にまたがって出かけようとしたところ、前輪がぺしゃんこになっているのに気づいた。
空気を入れてもすぐに抜けてしまうので、もしやパンク!? と思ってタイヤをチェックしてみたら……。
錆びた画びょうがブスリと刺さっていた。
慌てて抜いたが、開いた穴から空気がシューシュー抜けていく。
これは修理しないと乗れないな。

今までは、パンクしたらすぐに馴染みのバイク屋に駆け込んで直してもらっていた。
でも、道具さえあれば自分でなんとかできるんじゃないかと思い、100円ショップで修理キットを購入。
さっそく初のパンク修理に挑んだ。
タイヤからチューブを取り出し、汲んでおいた水に浸して穴がどこに開いているかをチェックしていく。
チューブに空気を送り込む役をお願いすると、「オッケー!」と張り切ってハンドルを上下するチビオト。
ほんのちょっとの手伝いであっても、いっしょに作業することで、モノは壊れても直せると感じてもらいたいし、自転車の構造を知るいい機会でもある。
と、そんなことを期待していたのだが、途中で飽きてしまい「ボク、おうちで遊んでるね」と早々に離脱した。

説明書の通りに進めていったら穴はちゃんと塞がり、空気を入れて修理完了。
思った以上に簡単な作業だった。よし、今度からは自分で直そう。

こちらの写真は、インドのスピティに向かう途中で、乗車中の車がパンクしてしまった時の様子。
親子で運転をしていて、息子がドライバーとして独り立ちするための練習を兼ねていたのではないかと思う。
ちょっと運転がぎこちないなあと思っていたら、まさかのパンク。
でも、慣れた様子で修理にあたっていたから、日頃から手伝っていて、どう対処すればいいかはわかっていたのかもしれない。
思えば、旅先で出会う長距離バスやタクシーのドライバーは、故障したら自分で修理するのが当たり前、という感じだった。

ふたりで黙々と作業をしていると、いつの間にか近隣の人が集まって手伝い始め、近くに修理工場なんてなさそうなのにどこからか部品を調達してきて、しばらくすると「OK!」とほっとした表情を見せながら運転席に戻っていく。
そしてまた普通に走り出す。
問題解決能力の高さとDIY精神に拍手を送りつつ、日頃の自分たちを振り返ってみたら、あ、パンクしたらどうすればいいかわからない──。
いざというときに何もできないという事実に気づき、愕然とするのだった。

それからは快調に走り続けて……、と言いたいところだが、その後、故障したわけでもないのに何度も停車を繰り返し、目的地のカザに到着したのは、予定到着時刻を大幅に過ぎた夜遅く、だった。