昨日ポストに届いた一通のエアメール。
差出人はラパスで出会い、ブエノス・アイレス、リオ・デ・ジャネイロをいっしょに過ごした旅仲間。
どこから投函されたのかと見てみれば、西アフリカはマリのバマコからだった。
ポストカードには強烈な印象の土壁でできたジェンネのモスク写真が。
うーん、悔しい。
本当ならうれしいはずの海外からの便りだが、なにせ前々から行きたいエリアの上位である西アフリカからとなれば話は別だ。
ブログでマリへ旅立つことは知ってはいたものの、こうやって目の前にその土地の空気が伝わるものがあって、さらに旅心をくすぐる写真と先を越されて現地を楽しんでいる様子が綴られているのを眺めていると、心中穏やかでいられる訳がない。
切手もまた個性的である。
ひとつは女性の伝統的な衣装なのだろうか、耳飾りの大きさが驚愕もの。
舞妓や芸妓の切手に外国人が新鮮味を感じる、そんな感じだろうか。
もうひとつは国の形にアフリカらしい色づかいと”50″の文字。
下部にはフランス語で「CINQUANTENAIRE DE L’INDEPENDANCE DU MALI」と書かれている。
独立50周年を記念してつくられたのだろう。
ところで、マリとの初めての接点はライ・クーダーのアルバムだった。
2000年にカトマンズのCDショップで「A Meeting by the River」というシタールやタブラの入っているCDを買おうとしたとき、ジャケットの雰囲気に惹かれて「Talking Timbuktu」も併せて買った。
その後、さほど聴き込むことはなかったが、何かのきっかけでTimbuktu(ティンブクトゥ、またはトンブクトゥ)というのがマリにある地名を指し、「黄金の都」や「魔都」と呼ばれていることを知った。
Photo: emilio labrador/Flickr
どうやらティンブクトゥは少々行きづらいようだが、旅心をそそる響きの地、いつかは訪れてみたい。
それと、ポストカードにもあったジェンネもぜひ行きたい。
Photo: Martha de Jong-Lantink/Flickr
ほかに気になるのはドゴン族。
プリミティブな仮面に踊り、住居の佇まいも魅力的。
Photo: Mark Abel/Flickr
Photo: Martha de Jong-Lantink/Flickr
Photo: Makadaka/Flickr
手にしたエアメールでまだ見ぬ西アフリカへ思いを馳せたところだけど、さて、実際に足を運ぶのはいつになるだろう。
Talking Timbuktu / Ali Farka Toure with Ry Cooder
おすすめ平均 |
2010.3.17 鎌倉
確かにこんな手紙ポストに舞い込んできた日には旅心がザワザワするってもんですよね!
ポストカードはいつでも罪なものです。
それにしてもドゴン。これだけのプリミティブ感は世界広しといえどそう無いのでは・・。
目前でこんなのが踊り狂ってるかと思うと昇天しそうです。
ところではじめてライ・クーダーのアルバム聴いてみたのですがこれまた渋い!。
また色々いい旅、いい音楽紹介して下さい!
送り主、帰国しました。
旅音のお2人の家にも無事、エアメールが届いて良かった…正直、届かない感じがしたので(本局なのに、なかなかOpenしてなかったので)。
切手も気にいってくれたみたいで良かった。
デザインが気に入ったので、重ねて貼りたくなかったんだけれど、サイズが大きくて、貼るのが大変だったけれども…(笑)。
Seikoちゃん達もいよいよ旅立っている模様で、さあ、子供が産まれたら、次は3人で、いざアフリカへ!!?
■テテラテテラさん
仮面好きとしてはそそられますよね。
検索すると、もっと色々な仮面ありましたよ、著作権の都合上転載出来なかったので、ぜひ調べてみてください。
脳天直撃系です。
■かずさん
届いた時点で、もう帰ってきてるんじゃないかなー?って思ってたよ。(笑)
seikoちゃん達も旅だったのかー、いいなぁ。
今度ゆっくり話聞かせてね。
いつでも呼んで~♪
まだ新年(?)になってからお会いしてないから、久しぶりに会いたいモノです。
GAKUさんにも会いたいんだよね…