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今朝、twitterを見て鶴岡八幡宮の大銀杏が倒れたことを知った。
まさか、と思うような出来事にとても驚き、気になって八幡宮へ行ってきた。


八幡宮に着くと、平日の割には人が多いように感じた。
奥へと進んでいくと人だかりができていて、木には近づけないように柵が置かれている。
大銀杏はその柵の向こうに横倒しとなっていた。

実際に目にするまでは、どこかで大丈夫であって欲しいという気持ちがあったけれども、
根元から完全に折れてしまっているというのがわかり、あぁ本当に倒れたんだなと思った。
本宮へは脇の階段から上り、改めて上からも見る。

大銀杏を失った八幡宮にはとても違和感を感じる。
極端なことを言えば、ほかのどこかにもありそうな大きな神社になってしまったような気がするほど、大銀杏の存在は大きかった。
こんなにも大きな木だから、遠くからでもすぐわかるほどだった。

今日の写真だと本宮がしっかり見えるようになっているのがわかると思う。
本宮へ向かう際には必ず大銀杏の横を通り、本当に大きくて立派だなあ、と感心していたし、
紅葉シーズンになると大銀杏はどんな風に色づいているかな? と気に掛けて見にいく、
そんな存在の木だった。
とても残念だけれど、寿命だったのだろう。
これまで季節の節目には心に浮かぶ存在であった大銀杏、本当にお疲れさま。
2010.3.11 鎌倉

Join the discussion 7 Comments

  • 随念院 より:

    新聞やテレビでニュースを見たのですが、お近くでしたか。神木銀杏の大木の倒れているのがこれほど克明に知ることのできたのはこのブログのお蔭です。今日の新聞では、4メートルくらいを残して90%位の確率で復元出来そうだと言うことですね。そうなるといいのですが。

  • 随念院 より:

    さっき、15日9時15分ごろから、朝日系のテレビ「スーパーモーニング」で、神木大銀杏について詳しい報道がありましたね。上野写真とあわせてみたら大変良くわかりました。

  • スミサト より:

    ■随念院さん
    今朝の番組は見逃してしまいましたが、ニュースなどで見ていると復元出来そうということで嬉しいです。
    また近いウチに様子を見に行こうと思います。
    こんなにも大事にされる木、嬉しいです。

  • 随念院 より:

    大銀杏が修復、治療されたら、その様子と写真をぜひこのサイトで報告ください。こういう歴史のある木には興味があります。小さい根があるから助かるでしょうし、ひこばえ、クローンなどいろんな試みがなされているようですね。

  • スミサト より:

    ■随念院さん
    そうですね、また報告したいと思います。
    きょう妻が見てきたようですが、場所が少し移されていたそうです。まだまだ近くに寄れるぐらいになるには時間が掛かりそうですね。
    いまラジオのニュースでは、移した幹が雨の影響で傾いていたそうです。
    まだまだ予断を許さない状況ですね。

  • 随念院 より:

    移植した大木の方はついたかどうかわかるのは来春だとのこと、じれったいですね。

  • スミサト より:

    ■随念院さん
    1年ぐらい様子を見ないと分からないのですね。
    春~夏にかけて根が張ったり、芽が出たりして、秋~冬に無事に越せたら大丈夫っていう事なのかもしれないですね。

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