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今年、久しぶりに庭で花や野菜を育てている。
日々小さな変化が起こるのがうれしくて、大変狭いとはいえ、庭のある生活っていいなあとしみじみ感じているところだ。

目下の興味は、もちろん庭いじり。
あるとき、園芸の本を読んでいて、本物の庭に行って参考にすればいいのでは、とふと思った。
いい感じの庭園は……と考え、しばらく訪れていなかった妙法寺に行くことに。

鎌倉市の南東に位置する妙法寺は、鎌倉の苔寺として知られている。
さまざまな葉や苔が折り重なるように広がる緑の世界は、それはそれは美しかった。
訪れたのは先週だが、梅雨に入ったいまなら、さらにいきいきとした苔の表情が見られるに違いない。
また、苔階段を目当てにやってきたものの、あじさいやそのほかの四季折々の植物も植わっていて、見ごたえのある大変素晴らしい庭だった。

境内がかなり広く、我が家の極小ガーデンに取り入れられそうなことはほとんど見つからなかったが、しっとりとした空気の中、アップダウンの多い道をたっぷり歩いて気分爽快になったから、結果オーライ。

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