1998年4月1日。
旅と音楽が好きで、自分の一人旅のことや、好きな音楽についてのサイト「旅音」を開設した。
22歳の時だった。
サイト制作で身につけたHTMLのおかげでWEB制作会社に就職して、
サイトを作ったことでたくさんの人と知り合い、交流を深める機会につながり、さらに、結婚するきっかけにもなった。
旅で、仕事と家族を手に入れたようなものだ。
2008年4月には、初の著書となる『中南米スイッチ』を、旅音名義で出版した。
サイト開設から10年。
旅音はサイトの名前から、著者名・活動名にもなった。
その後、息子が生まれ、2冊目の著書『インドホリック』も発売された。
余談だが、息子の名前はこれまでに旅した国の、お気に入りになった街が由来になっている。
馬鹿の一つ覚えみたいに、ずっと旅・旅・旅と言い続け、旅にまつわる活動を続けて20年が経った。
サイト開設当初は、20年後も旅音を続けているだなんて皆目見当がつかなかったが、ゆるいながらもずっと継続してきたことで、今日まできたということだけは確かだ。
20周年となる今年は、今までとは一味違うエリアを旅する予定。
そして、出す出す詐欺になっている新刊を、今年中に出します!
4月1日という日付が紛らわしいけれど、エイプリルフールのうそで終わらせることのないよう、しっかり宣言して、後に引けないようにしました(笑)。
というわけで、20年目の旅音も、どうぞよろしくお願いします。