このパッケージを見たら、買わずにはいられない!
旅人を世界各国へと誘うガイドブック『地球の歩き方』。
その表紙そっくりのレトルト食品「地球の歩き方 旅の食卓」が発売となった。
ニュースサイトで情報を知り、これは食べてみたい! と思っていたが、たまたま有隣堂ルミネ横浜店に立ち寄ったときに見つけて即購入。価格はいずれも500円(税抜)。
海外の情報に精通した編集部のスタッフが、実際に食べておいしかったと思う名物料理約70品の中から、悩みに悩んで厳選した3品だという。
書店で書籍とレトルト食品が違和感なく並ぶ様は、歩き方フリークにとっては痛快だった。
いずれも珍しいメニューばかりで、「空飛ぶヤコブさん」に至ってはその名前自体初めて知った。
バナナとチリソースという組み合わせはアリなんだろうか? と、いぶかりながら口に入れたところ……。
おいしい。うん、イケる!
バナナだから甘い味なのかと思ったが、それほど甘くはない。
とろーりとしたクリーミーなまろやかさが後を引き、チリの辛さもわかるかわからないかで、ごはんにかけてもりもり食べたくなる感じだ。
もう一品、「チキンムアンバ」はどうだろう?
鶏肉のトマト煮込みでしょ、だいたい想像がつくぞ、と思いつつ食べてみる。
こちらはナッツの香ばしい風味がアクセントになっていて、それだけで一気に異国感アップ。
これまた美味。
さすが、アメリカのニュース放送局CNNが運営する観光情報サイト「CNNGO」の、World’s 50 best foodsで10位に選ばれた料理なだけある。
ああ、こんなに当たり続きなら、もうひとつの「ハンガリー グーラッシュ」も購入すべきだった。
もしイマイチだったらもったいない、とひるんだ自分を後悔したが、また見つけたら買えばいいかと思い直す。
ひょっとしたら第2弾が登場するかもしれないし、ブラジルのムケッカ(ココナッツミルクと魚介の煮込み)とか、モロッコのタンジーヤ(羊肉を素焼きの壺で長時間蒸した料理)とか、旅音の好きなメニューが発表される機会があるかも!? と密かに期待している。
ひとまず、先日のベトナムの旅に持っていった本家『地球の歩き方』といっしょに、記念撮影。
地球の歩き方 旅の食卓
http://blog.arukikata.co.jp/guidebook/e_report/2015/11/post_1053.html