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古いバックパックを処分し、コロコロパッカーデビューしてから2年が経った。

コロコロバックパック(背負えるキャリーバッグ)を使うようになって実感したこと。
それは、荷物をずっと背負わなくていいというのは、こんなにも楽だったのか!の一言に尽きる。
もっとも効果を発揮するのは空港や駅での移動時で、こういう場所はたいてい床が平らだから、転がしてしまえば重くてもさほど苦にならない。
では、段差とかガタガタの道のときはどうするか。
もちろん背負って歩けばいいのだろうが、小さな子どもがいるとちょっとの距離でもタクシーを利用する機会が多く、あまり背負わないことに気づいた。
あれ?
だったら別にコロコロタイプのバックパック(キャリーバッグ)じゃなくてもいいのでは……?
けれど、ひとりで歩いて、最低限の荷物を自分で背負えるぐらいに成長すれば、デコボコ道だろうと、狭くて車通行不可の道路だろうと、さほど気にせず出かけられるようになるのではないか。
──などといろいろ思案した末に、コロコロパッカーは今の旅音家に合っている、という結論に至った。

それで、どうしてバックパックの話をしたかというと、かつてのスタイルを貫いていたもうひとりのバックパックの老朽化が進み、買い替えどきになったからだ。中南米の旅のために新調したMILLETの40リットルは、一見まだまだ使えそうだが、内側がぽろぽろ剥がれるようになり、そろそろ寿命ですよと静かに伝えてきていた。コロコロパッカースタイルが思った以上に快適だったので、それならば新たに購入するのも同様のものにしようと思ったのである。

左:MILLET [容量40L]  中:THE NORTH FACEのDOUBLETRACK 28 [容量80L]  右:Eagle CreekのSwitchback Modular 22 [容量53L]

左:MILLET [容量40L]  中:THE NORTH FACEのDOUBLETRACK 28 [容量80L]  右:Eagle CreekのSwitchback Modular 22 [容量53L]

検討した末に手に入れたのは、THE NORTH FACEの「DOUBLETRACK 28」。
容量80L(デイパック部分が16L)で、チビオトがすっぽり入るほどの大容量サイズだ。それだけに重量も6.5kgあり、なかなかゴツい代物ではある。
重いのにはちゃんと理由があって、キャリーハンドルが壊れにくい、本体も頑丈と、ハードユースに耐えられるつくりになっているからだそう。
デザインも申し分ないしほぼ即決かな、と思ったところで、一点だけ購入を躊躇するポイントがあった。
AirAsiaのようなLCCを使うと、預け荷物の重量で料金が変わるため、そういうときには不利になるのではないだろうか(ちなみにMILLETのバックパックの重さは約1.5kg)。
前述のとおり普段は転がすから、多少重かろうと気にはならないだろうし、第一、丈夫で長持ちすることは容易に想像できる。
でも、やっぱり重いよなあ……。

結局は「そのときはそのときで考えよう」と、結論を先送りにする形で購入するに至った。

次の旅で、どんな活躍ぶりを見せてくれるのか。
楽しみながらガシガシ使って、改めてレポートしたいと思う。

追記:使い心地レポートはこちら

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背面のショルダーを出した状態


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繋ぎ目がないので丈夫

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デイパック部分を外す

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丈夫そうなホイールと、ショルダーストラップの留め具部分

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ホイッスル付き

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本体とデイパックを繋ぐ

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デイパック内部1、小分けの仕切りが沢山

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デイパック内部、奥の仕切り

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チャックも厚みがあり丈夫さが伺える

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デイパックの脇にドリンクホルダー、ショルダーにも小さなポケット




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