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モロッコの旅に合わせて新調したトラベルバッグ、THE NORTH FACEの「DOUBLETRACK 28」。
重量6.5kgという重さが気になるのでは、と懸念しつつ購入したのだが、はたして実際の使い心地はどうだったのか。

と、本題に入る前に。
以前から使用していたEagleCreekの「Switchback Modular 22」が、旅のスタート直後に壊れた。
脱着式のデイパック部分と本体をつなぎ止めるファスナーが破損して取り付け不可能になってしまい、それ以降は持ってきていたスーツケースベルトでぎゅっと縛っておかなければならなかった。
これまでも、気づいたらファスナーが半分開いていたことが何度かあって、この点に不満を感じていたのだが……。
ファスナーに加えバックルもつけて二重で留められるようにするか、もしくはスライダーをふたつにして、万が一ひとつが破損してももう片方から閉められるようにするか。

DOUBLETRACK 28はその点を見事にクリア。
それ以前に、このファスナーのゴツさを見ればそうそう壊れることはなさそうだ。それぞれのパーツがしっかりしたつくりだというのは、以前のエントリーを見ていただければおわかりになるだろう。

さて、気がかりだったバッグ自体の重量についてだが、結論から言うと、まったく問題なしだった。
モロッコでは石畳やら砂利道やら段差やら、それなりに転がしづらい場所もあったが、キャスターがしっかりしていたから背負わずとも運ぶことができた。
唯一、シャフシャウエンで泊まった宿がメディナ内の階段を登り切ったところにあって、そこでヒイヒイ言いながら持ち上げて運んだ後に「あ、背負えばよかった……」と思ったぐらい。
階段しかない道とか、穴ぼこだらけの悪路でもない限り、バックパックとして利用する場面はそうそうないかもしれない。

IMG_5152それでもちょっと気になってしまったのが、バックパックにする際の本体とショルダーハーネスの接続箇所。
15kg以上の荷物が余裕で入るので、これだとやや頼りない印象が。
とはいえ、ヒップベルトとチェストハーネスもあるので、実際に背負うと、きっと荷重が分散される仕組みになっているのだろう。
次の旅ではバックパックとしても使って、どんな感じだったかを追加でレポートしたい。

先日の沖縄は短い滞在だったので、このバッグに全員分の荷物を詰めて出かけた。帰りの便に乗るときには、さらにお土産が追加されてパンパンになり、バッグには「HEAVY」というタグが。
26kgを背負って運ぶのは体力的にもう限界だが、転がすのであれば女性でもできる。

しばらく旅はおあずけになりそうなので、天気のいい日に拭いて乾かして、壊れた箇所がないかチェックする。よし、問題なし。
長い付き合いができそうな旅の相棒と出会えて本当によかった。
さて、これを家のどこに保管しておくかという新たな悩みは、どうやって解決しようか。

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