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去る12月12日(金)、藤沢に湘南T-SITEがオープンした。
代官山T-SITE函館 蔦屋書店に続く、蔦屋の意気込みが感じられる施設へ、オープン日となった昨日の午前中にさっそく行ってきた。
普段なら、もっと落ち着いた頃に行けばいいか、とのんびり構えるほうなのだが、どうしても気になってしまい……。

湘南T-SITEは、Fujisawa SST(サスティナブル・スマートタウン)というコンセプトのもとに作られたエリアの中心に位置している。
車や自転車等で直接向かう以外だと、JR藤沢駅からバスを利用するか、江ノ電本鵠沼駅から15分歩くか、だ。
少々不便な印象があるのは否めない。

3号館から見ていくと、児童書/自然科学/ボーネルンドと、子育て世代にうれしいコーナーが続く。
自然科学のコーナーには子どもと楽しむアウトドアや、子どもを連れて海外に行く本なんかがあって、気になるテーマの本が多い。
とくに気に入ったのが児童書コーナー。
子どもが読みたくて、かつ親が読ませたいものがたくさん揃っていて、セレクトのセンスの良さが感じられた。
これなら「どれか一冊好きな本を選んで買おう」と言って選ばせても面白いかも、と思った。

2号館は料理/暮らし/スポーツ・アウトドア。
興味深いのはオーガニックやエコ、ニューエイジよりな選書が多いこと。
そして、土地柄もあってかサーフィンやアウトドアについての本もかなり豊富だった。
旅音家が電動自転車購入の際にお世話になった自転車屋ogiyamaのmotoveloや、CLASKAのGallery&shop DOなど、気になるショップもあって楽しくウインドーショッピングを楽しんだ。

1号館は旅行/デザイン/ビジネス/人文。
1階の旅行書コーナーには旅音の『中南米スイッチ』、『インドホリック』、寄稿した『撮り・旅』がスタンバイ。
2階にはsoftbankのペッパーがいるラウンジに、レンタルDVDやアップル製品を扱うお店もある。
残念なのは、レンタルDVDの種類が少なく、CDに至ってはレンタル自体やっていないということ。
無料の郵送返却サービスがあるのはうれしいけれど……。

目移りしまくりながら駆け足で回ったので、じっくり魅力を堪能するとまではいかなかったが、やっぱり期待を裏切らなかった湘南T-SITE。
都内まで出かけなくても、満足できる品揃えの施設が近くにできたことを大いに喜びたい。
さて、年内にまた行けるかな?

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