小さいながらも庭がある我が家。
ここに住むまではさほど草花に興味があったわけではないのに、自分の好きなように手を入れられることになって俄然庭いじりが楽しくなってきた。
あまり熱心とはいえないが、家庭菜園もあれこれ試行錯誤しながらチャレンジするのが毎年の恒例行事となっている。
そんな経緯もあって、前々から生ゴミ処理機が欲しいと思っていた。
しかし電気を使うものはランニングコストや設置場所が気になり、かといってコンポストは手間や見た目がちょっと、ということで購入に至らないまま時は流れ……。
いつしか生ゴミ処理機のことなどすっかり忘れ、生ゴミは意識することなく燃やすゴミとして処理していた。
それが今夏、友人のmixi日記で目にした生ゴミ処理機がなんだか良さそうで、急に購入熱が再燃。
これまでにない迅速さで手続きを進め、欲しいと思ってから約9年、ようやく我が家に待望の生ゴミ処理機がやってきた!
その名は「バクテリア de キエーロ」。
葉山在住の松本さんが考案したというこのバクテリア de キエーロは、現在周辺地域でユーザーがとても増えているそう。
至ってシンプルな木組みの本体に波板でできた屋根が乗っかっていて、生ゴミ処理機というより小さな物置というような印象で、古い我が家にも違和感なく溶け込む素朴なビジュアルが気に入った。
サイズは幅1060×奥行530×高さ275mmと割と大きめ(※)。
設置場所は日当たりと風通しの良いところということで、どこに置けばしっくりくるかレイアウトに少々苦労したが、ミニ畑のスペースを拡張して奥に収めることで解決。
※ベランダ設置用の別サイズもあるもよう。
使い方だが、生ゴミは大きな瓶などふた付きの容器に入れておいて一次発酵させ、3~4日分たまったらキエーロの中へ。
異臭が漂わないよう生ゴミは水を切ってから入れるのかと思ったら、バクテリアが分解するためにはある程度の水分が必要なため、食後に皿や鍋に残ったソースや汁をいっしょに投入OKなのもうれしい。
寒くなってきたのでちゃんと機能してくれるのかな? と少々不安になりつつ、20cmほどの穴を掘って生ゴミを投入し、土をかぶせて完了。
入れるときは左上から順番に計6回分を入れて一巡し、その頃には最初に入れた生ゴミは消えているらしい。
最初はバクテリアが活発ではないので時間がかかる場合もあるということだったが、数日後には分解されてなくなったり、灰色の塊になっていたりと好反応が見られた。
また、懸念していた臭いもまったくなく、想像以上に使いやすい。
購入したバクテリア de キエーロは本体と黒土5袋がセットで12,000円と決して安くはないのだけれど、自治体によっては生ゴミ処理機の購入金額の一部を助成する制度がある。
鎌倉市だと非電動型であれば90%助成ということで、実質1,200円。
わずか1,200円で買えてランニングコストは0円、その上使い方は簡単といいことづくめ。
これから長い付き合いになりそうだ。
NPO法人 逗子の文化をつなぎ広め深める会を見て購入したが、
鎌倉にも別の事務局があるもよう。
とうとうキエーロ仲間ですね★
待ってましたよー!
使ってみると本当に簡単でいいことづくめですよね。
燃えるごみ出しが明らかに減るし、物を捨てると言う罪悪感からも解放されて精神的にも楽になったかなと思ってます。
最近は寒くなってきて、ややスピードが遅くなった気がしますが、夏は本当にあっという間に消えますよ!
あ、かぼちゃの種は発芽したし、きのこも生えました。。。
つかったあげ油も捨てられて本当に楽~~★
またキエーロトークしましょう(笑)
■ちゃきさん
本当にいいことづくめ。
キエーロを知ることが出来て本当に良かった、ありがとう!
夏のスピードが今から楽しみだよ。
種の発芽、育てちゃうのもイイかも?(笑)
キエーロで何か迷ったり疑問を感じたら?色々教えてください。
はじめまして。キエーロ生活2年目の浜っ子です。
これからどんどん寒くなって分解も進まなくなります。
私のキエーロ使いをご紹介します。参考になればうれしいです。
○野菜の皮や外葉は分解が遅いから、麺や野菜をゆでた湯はすぐに捨てずに皮や外葉を即投入、フタをして細胞をふにゃふにゃする。
○生の魚や肉は火を通してあった方が分解が早くて、臭いの発生も防げる。魚のあらとか、肉の脂身などを食べずに捨てる場合はお湯をかけるだけでも違います。
○以上の作業が面倒は場合はとにかく土と良く混ぜる。
以前に埋めたところも混ぜ返して、空気を含ませてやると空気が好きな微生物が活発になって分解が進む。
なので、小さいシャベルでなくて大きめのシャベルが良いです。しっかり混ぜられるから。
○一次保存容器に米ヌカを入れて醗酵を促進させるのも良いです。
■phishさん
実体験に基づいた情報、参考になります。
どうもありがとうございます!
土に埋めるとき、なるべくシャベルでザクザク細かく切り刻むようにはしていたのですが、ものによって分解されずに残ってしまっていたので、どうしたものかと思っていました。
なるほど、要は「温めて分解を早める」のが大事なんですね。
さっそく試してみます。