以前紹介したことのある釈迦堂切通し。(→切り通しを越えて)
その後もたまに散歩で訪れていたのだが、昨日ネットで崩落したというのを知って様子を見にいった。
自然に囲まれていて気持ちが良く、かつ迫力のある釈迦堂切通しは、鎌倉の好きなところのひとつだったのでとても気になった。
大町側から歩いてやってきてみれば、トンネルの手前右側が崩れていた。
元々は通行禁止とされている場所ではあるけれど、観光客もやってくるし、
近所の人は通勤や犬の散歩で使用する生活の道であった。
今日も以前と変わらず、レンタサイクルで来た人や散歩がてら通る人の姿がちらほら。
調べてみると、まだニュースとして報じられてはいないものの、4月28日の大雨の時に崩落した可能性が高い模様。
トンネル部分は崩落の影響を受けていないのであの印象的な景観は残されているが、崩れた岩はもろく、また足場も悪いため通行は避けた方が良さそうだ。
鎌倉市役所のサイトにも情報が出ていないので、今後どのようになるのかはわからないが、きっちり整備されすぎてしまわないことを願うばかり。
2010.5.15
2411 釈迦堂切通、崩落
つい先日、紹介した高木規矩郎さんのブログ《鎌倉の世界遺産登録を考える》を見ていたら、なんと大雨で地盤がゆるんだため釈迦堂切通で崩落が起きているという報告…