『撮り・旅! 地球を撮り歩く旅人たち』でご一緒させていただいたブータン写真家の関健作さんが紹介する動画に、見事にやられた。
関さんが大ファンだという青谷明日香さんがつくった歌で、曲名の「エマ」とはブータンの言葉(ゾンカ語)で唐辛子という意味。
で、なぜ唐辛子か。
ブータンでは唐辛子を野菜と見なしてもりもり食べるそうで、食卓には欠かせない食材とのこと。
身近な唐辛子をフィーチャーした「エマ」の、ゾンカ語のかわいらしい響きの歌詞もたまらないが、のんびりしたムードの曲調がまたいい。
「なんかブータンらしい」と思いながら(行ったことはないけれど)、いっしょに口ずさんでしまう。
そして、はじける笑顔の子アリ、恥ずかしそうにはにかむ人アリのいきいきとした表情の数々は、何度もブータンを訪れている関さんだからこそ引き出せるのだろう。
まだ訪れたことのないブータンへの興味がむくむくと湧いてくる。
あ、この映像、チビオトも楽しめるのでは……。
と思って見せてみたところ、じーっと見つめてからこちらを振り向いてニヤリ。
やはり気に入ったようだった。
この曲、Eテレの0655、もしくは2355の歌のコーナーにピッタリだと思うが、どうだろう。
なお、この番組の名曲を集めたコンピレーションCD「2355/0655 ソングBest!」はチビオトの愛聴盤である。
喜んでくれると思って製作した唐辛子の紙人形には大した反応を示さず、空振りだったのがちょっぴり残念だったけれどね。