鎌倉の数ある祭りの中でもひときわ変わっているもの、といえば、毎年9月18日に行われる御霊神社の面掛行列ではないだろうか。
県の無形文化財にも指定されるこの祭り、今年は仕事の入っていない日だったので、4年ぶりに見られることに。
例年に比べて涼しい気候の中、境内で行われる鎌倉神楽から、行列が路上を練り歩き境内に戻ってくるまでを楽しむことができた。
釜で煮え立ったお湯を振りかける湯立神楽では、見事に顔とカメラに浴びて、これで無病息災・故障皆無、のはず。
これは誰かの粋な計らいか、はたまた単なる偶然か。
境内のすぐ目の前を、江ノ電が通過。
神事らしく、正装した白装束の人々。
楽しみにしていた面掛衆の練り歩きは、過去に登場したエリアとは別のところからスタートしていたようで、うっかり見逃すところだった。
ばったり出会った友人に「あっちにいるよ」と教えてもらって事なきを得た。ふー、危なかった。